↑College Life 〜今を生きろ〜
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masato
Author:masato
「無知による機会損失は計り知れない。」

機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できないという損失のことを言う。

一生という限られた時間の中で、どうせなら最高の人生を送ってみたいじゃん。みんなもそう思うでしょ??

価値観は人それぞれだと思うけど、俺は、自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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 ファンタスティポ
ファンタスティポ

監督:薮内省吾
出演:堂本剛
   国分太一
   大河内奈々子
   






 ストーリー
アルマジロ社の社長、鯉之堀金太郎には2人の息子、長男のトラジと次男のハイジがいた。ある日、金太郎が突然社長を引退しそれを受けてトラジとハイジはそれぞれ社長と専務に就任することになる。いつまでたっても幼稚なトラジと、いつまでもフラフラしているハイジだったのだが、環境の変化により現実に直面することになる。

 感想
キャストに魅力を感じたので見てみました。明るいコメディーなのかなぁと思ったら、意外にセンチな展開でびっくりしました。レトロな衣装と彩度の高い映像が現実味を消していて、幻想的な感じの映画です。

この映画の象徴でもあるアルマジロという動物が示しているように、「なんだかあやふやで、何をしているか分からない」という微妙な気持ちを堂本剛と国分がうまく表現していたと思います。

いつしか 大人になってて
現実はどこか冷めてて

あの日の 旅の目的地は
こんなとこじゃない

映画の内容と主題歌ファンタスティポの歌詞が絶妙にマッチしているということが、最後の最後で分かりました。そんときに映画がビシっと決まった感じがして良かったです。
あの頃 俺たちはいつも
何かを追い続けていた

全てが 輝きに満ちて
悩んで 迷って
こんな毎日も、いつかは「あの頃〜」と振り返るときが来るんでしょうね。そう考えるとちょっぴり切なくなりました。

 満足度75
 おススメ度:★★


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(2006/03/30(木) 13:13)

 数学的思考法
数学的思考法―説明力を鍛えるヒント  講談社現代新書数学的思考法―説明力を鍛えるヒント 講談社現代新書
芳沢 光雄


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数学者である著者が、学力低下が指摘される日本の教育の現状を分析し、数学の重要さを説いた一冊。

著者が唱える数学的思考法とは、すなわち「あれこれ試行錯誤しながら考え抜く」ことです。数学の問題に取り組み、あれこれ悩みながら考え抜くという行為がいかに私達の思考力を養う上で重要であるかを認識しました。

著者は、その「考え抜く力」の重要性を述べると同時に、子供に計算能力を反射的に丸暗記させようとする風潮や、ただひたすら処理能力ばかりが求められる社会を危惧しています。ゆとり教育によって子供に解答を文章で書かせることが減ったことや、マークシート方式などによって採点方法の合理化が進み、子供達が答えを導く上で「考える」ことが減ったしまった現状を学力低下の問題と結びつけて説明しています。

しかも、「考える」ことの欠如がもたらすのは、表面的な学力低下を引き起こすだけではなくて、数学を学ぶ面白さを知るきっかけさえ奪っていくということです。

以前、友人のブログで、ビートたけしが「頭のいい人とは数学的な思考が出来るやつ」と言っていたという話を読みました。映画監督である彼が、数学的な考え方の例として因数分解の重要性を以下のように説明しています。

AX+BX+CXという式があったとする。
これを因数分解するとX(A+B+C)と変形できる。

この数式を映画の話に置き換えて考えてみる。

Xを殺人者役とする。
A、B、Cは殺人者に殺される被害者役。

普通のやつが映画をつくると
・XがAを銃で殺すシーン
・XがBをナイフで刺すシーン
・XがCをナイフで斬るシーン
以上の3つのシーンを撮ることになる。

もし、「頭のイイ」やつがやると
・Xが凶器をもって歩いているシーン
・そして、A,B,C,が倒れているシーン
以上の2つのシーンで済む。

わざわざ実際に殺しているシーンを撮らなくても済むわけだ。

ビートたけしは、要するに「数学の知識を、そのまま実生活で使うことはそうそうない。でも、生きていく上で、数学から学んだ数学的思考法は様々な局面で活かさせるんだよ。」ってことが言いたかったんだと思います。

ビートたけしのように、こんな風にして数学の面白さを伝えてくれる先生がもっといてもいいんじゃないかと本書を読みながら思いました。ビートたけしと違って、ほとんどの学校の先生というのは社会に出て揉まれるという経験をしていない。ほとんどの学校の先生は、学校での勉強が社会に出てどのように役に立つのかを知らない。ちょっと偉そうになってしまうけど、つまるところ、社会に出て働くこともしてない、勉強が何に役立つかも知らない元優等生タイプの先生に、学ぶことの本当の意義や面白さを子供に伝えられるはずがないと思う・・・。

本書の中では、著者が「あれこれ試行錯誤しながら考え抜くことがいかに大事か」と説くくだりがとても印象に残りました。また、その話の延長線上で著者は、通常は「偶然が生む」と言われている「ひらめき」について以下のように述べています。

結局のところ、他人には偶然性を強調して格好良く話している「ひらめき」でも、実際のところはさんざん考え抜いた蓄積のほんの少し上に、ふっと気がつく一瞬のことを言うようである。

この話は以前読んだ「アイデアのつくり方」でも同じようなことを言っていたのが大変興味深かったです。


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(2006/03/27(月) 12:25)

 99・9%は仮説
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
竹内 薫


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本屋さんで、衝動買いしてしまった本です。内容はそこそこ面白かったですが、主張していることは、養老さんの『バカの壁』とほとんど同じで目新しいものは全くありませんでした。

本の主張は、「先入観や固定観念にしばられずに、ときに疑いながら、知的かつ柔軟に対応することが大事である」と一貫しています。その主張を軸に、いかに今の私達が固定観念に支配されているかを示して、その後に、どうやったら知的かつ柔軟な思考を持てるようになるかを本書では書いています。

興味深かったのはちょっと前にアメリカで物議をかもしていたインテリジェント・デザイン説(知的設計説)の話です。これは、「生命の誕生および人の誕生は、ダーウィンが唱えた進化論なんてものでは説明できるものではなく、宇宙のどこかに存在する知的な設計者によって意図的に設計されたものである」という説です。

私達からしてみれば、「そんな知的な設計者なんているわけないじゃん!」って感じですが、アメリカでは本気で議論されているほど大問題になっている話でして、実際にアメリカの若者には進化論を信じる人が37%しかいないそうです。

以下はその知的設計説について、筑波大学名誉教授の村上和雄氏のコラムを抜粋してものです。(参照

細胞の誕生や、その後の生物の進化が、単なる偶然だけで出来上がったとは到底考えられなかった。そこには、サムシング・グレートとしか呼べない、人知を超えた不思議な働きがあると思った。

                (中略)

ヒトのゲノム(全遺伝子情報)は、わずか四つの塩基で構成され、この塩基のペアが約三十億個連なっている。塩基の配列が偶然のものとするなら、私たち一人一人は、四の三十億乗分の一という奇跡的な確率で生まれてきたことになる。

そのようなことは、今の科学の常識ではあり得ない。細胞一個、偶然にできる確率は、一億円の宝くじを百万回連続して当選したのと同じようなものである。

上のコラムを読んでいると「不思議な働きがあると思った」とか「常識ではありえない」とか、それでも名誉教授か?と思ってしまったし、もう単なる宗教論にしか感じられないのは私だけでしょうか。それとも私がダーウィンの進化論という固定観念に縛られているだけなのだろうか・・・。

ただ言えることは、「宇宙のどこにも知的な設計者(神?)がいない」ということを証明することは永遠に出来ないということ。となると、ダーウィンの進化論がいかにその説を正しいとする証拠を揃えても、知的設計論者を論破することは出来ないってことになるな。

なにはともあれ、そういった意味でも世の中の99・9%は仮説で出来ているんでしょうね。


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(2006/03/24(金) 06:49)

 ソウ2 - SAW2
ソウ2

監督:ダーレン・リン・バウズマン
出演:ドニー・ウォルバーグ
   ショウニー・スミス
   トビン・ベル
   






 ストーリー
刑事エリックのもとに殺人事件発生の報が来る。現場に残された仕掛けからジグソウのアジトをつきとめたエリックは、SWATを伴いその場所に急行する。拍子抜けするほどあっさりと見つかったジグソウだったが、すでに新たなゲームが仕掛けられていた。出口の無い館に閉じ込められていた8人の男女。2時間以内にゲームに勝ち抜き、解毒剤入り注射器を手に入れないと死んでしまう。8人の男女は注射器を手に入れられるのか。

 感想
前作から監督が代わっているのが気がかりだったのですが、大好評1作目の続編としては、そんなに期待を裏切るものではなかったし、「恐怖を楽しむ」という骨子の部分はきちんと受け継がれていて、それなりに面白かったです。
ただ、ストーリー的には消化不良の所が多く、前作みたいにもっと内容の濃いものに欲しかった。SWATはいらなかったと思うのは俺だけでしょうか?他にも、エリックと元囚人の関係や、頭の裏の数字なんかもストーリーの展開との関係が薄い・・・。
ジグソウはしきりに「死を意識して、生を感じろ」とメメント・モリ?みたいなことを言っていましたが、2作目からそんなメッセージはいらないでしょ。でも、もう既に3作目の『ソウ3』の公開が決まっているそうなので、また期待しちゃってますw

 満足度81
 おススメ度:★★★


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(2006/03/23(木) 07:36)

 進化し続ける経営
進化し続ける経営―SBIグループそのビジョンと戦略進化し続ける経営―SBIグループそのビジョンと戦略
北尾 吉孝


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著者の北尾吉孝氏は、ITと金融の親和性に真っ先に目を付けた先見性もさることながら、私が知りうる中では最も経営に対する考えが優れた経営者です。彼がどんな考えでSBIグループを経営しているのかといったことに興味があったので読んでみました。

話の中心にはSBIのことが書かれているんですが、彼の経営に対する考えは、間違いなく、日本で最も先進性があるし、優れているものであると改めて思いました。それもそのはずで、北尾社長はその地位を得ても毎日のように読書や論文を読み続け勉強をなさっているそうです。

本書で北尾さんは何度も「企業価値とは、顧客価値と株主価値と人材価値の総和である」といったことを述べています。これを軸に本書ではさまざまなことが書かれていて、その多くは学術的な裏づけがありとても勉強になりました。

その中の一つとして、株式市場では1つの事業を行う会社(ピュアプレイ)が好まれるというコングロマリット・ディスカウントについて取り上げてみます。これは「経営者が複数の事業をマネジメントするのには限界がある」といった考えから来るものなのですが、GEのような例もあるしなんだかしっくりこないなぁと思っていたら、本書では以下のように説明されています。

それは親会社債権者の子会社債権者に対する構造的な劣後性を反映しているからである。
構造的劣後性には2つあり、1つ目が親会社債権者への支払が子会社の債権者への支払に劣後すること。2つ目が営業資産の大半が子会社に依存し、子会社の清算時には、親会社債権者は担保権を有しないかぎり子会社債権者に劣後すること。

確かに言われてみればそうですね。北尾さんはSBIを持ち株会社に移行するにあたって、このコングロマリット・ディスカウントをいかにして防ぐかということに腐心なされていたようです。(詳しくは本書参考)

その他にも参考になる話はいろいろありましたが感銘を受けたのは次の文章です。(北尾さんが松下幸之助から学んだことを解説している文です。)

企業の社会的責任のなかで、第二の責任といわれているのが「人を育てること」なのだ。

納得。社会に貢献するってことは、何も良いサービスや商品を低価格で販売するってことだけじゃなくて、優れた人材を育成し、世に輩出するという面もあるんですね。ホントに優れた企業ってのは、きちんと「人を育てる」もんなんでしょう。就職するなら是非そういった会社に入りたいものですw


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(2006/03/21(火) 13:33)

 Web2.0 BOOK
Web2.0 BOOKWeb2.0 BOOK
小川 浩(サイボウズ株式会社) 後藤 康成(株式会社ネットエイジ)


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梅田望夫さんの「ウエブ進化論」でも話の中心になっていたWeb2.0。この本はそのWeb2.0をより具体的に技術的な面から解説しています。なので、興味がない人は読んでもつまらないかも。誰もが読んで面白いと感じるのは「ウエブ進化論」の方なので、おススメはそっちの方です。

本書によると、Web2.0的サービスの条件を以下のように挙げています。

1.サービス提供者である。
パッケージソフトではなくサービスを提供している。ここで、興味深いのは、パッケージソフトのバージョンアップは断続的なのに対して、Web2.0的サービスは永遠のベータ版であり、常に連続的に改良が行われていくという話。

2.データソースをコントロールできる。
ユーザー数の拡大に応じてデータの価値が増すのはWeb2.0の特徴だが、できるだけ多くのデータを取り扱い、付加価値をつけられることが大切。

3.ユーザーの無意識な参加を促す。
ユーザーを信頼し、ユーザーからのフィードバックを開発に反映していること。

4.集合知を利用する。
ユーザーが作り出す情報の全体をデータベース化していること。

5.ロングテールを理解する。
ニッチな市場を対象としたビジネスモデルを構築していること。

6.プラットホームを選ばない。
PC、携帯、などの複数のプラットフォームでサービスを提供していること。OSの区別もない。

7.リッチで軽い。
AjaxやLAMPなど、オープンソースの技術を多用し、再利用されやすい形式でサービスを提供している。使いやすさと低コストを両立していること。

Web2.0の特徴は、どのサービスもユーザーの自主性、独自性を利用して、ユーザーが自動的にデータを増やしてくれる仕組みを用いた点です。これらのサービスはユーザーがそれを利用することによって、ユーザーのデータを収集し、波及的にサービスの価値が高まる仕組みを構築している。つまり、ユーザーが開発者でもあるのです。ここが凄い面白い。Web2.0の本質には、梅田氏やグーグルのCEOが言っているように、「民意に依存して群集の知を編成する"民主主義"」の性格があるんでしょう。

そして、開発者でもあるユーザーの貢献がもたらすネットワークの効果が、市場シェアを広げるための優位性を獲得する鍵ともなっているということらしい。確かに、mixiなんかはいい例だと思います。GREEとmixiの勝負ってやっぱり「サービス開始直後に人をどれだけ集められたか」で決まってしまったんだろうし、ここからユーザー数でGREEが逆転することは相当なことがない限り無理でしょう。

アルビン・トフラーさんという偉い方が、「プロシューマー(producerとconsumerの合成語)」(参照)というように今の世界を予言されていたようですが凄いですね・・・。群集の知を、付加価値にして他サービスと差別化を計るという戦法は、これからどのビジネスで多用されていく気がします。そういった意味においても顧客中心主義ってのは、消費者主権の世の中になっていくにつれて次第に重要度を増していくんではないでしょうか。

最後に私が愛用してるWeb2.0的なサービスを紹介して終わりにします。今回は初心者でも簡単に使えるものを中心に紹介してみたので、是非一度はご賞味あれ。

mixi・・・今や、このブログを読んでる人なら誰しも知っているサービスだと思います。日記とRSSリーダーが合体したようなサービス。紹介文の機能なんかはユニークで面白い。

Googleローカル・・・グーグルが出した画期的な地図サービスです。ホントに凄い。しかも最近気がついたんだけど、「吉祥寺 cafe」とかで検索するとホントに吉祥寺の地図が表示されて、そこにはcafeがポイントされています!マジで凄いし便利。リクナビの地図なんかより全然使いやすいので、住所が分かったらグーグルのこのサービスを使いましょうw

Flickr・・・写真家や絵描きには必至なサービスだと思います。使い勝手も抜群。暇な時間に世界中から集められた写真やイラストを見ているとまるで世界旅行をしている気分になりますw初めて知った方は、写真家ならずとも一度、世界旅行を楽しんでみて下さい。おススメはアフリカの写真と各国の夜景です。例えばアフリカの写真であれば、タグの機能を使ってキーワード「africa」と入れればすぐに感じはつかめるはず。


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(2006/03/19(日) 12:25)

 エターナル・サンシャイン
エターナル・サンシャイン

監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー
   ケイト・ウィンスレット
   イライジャ・ウッド
   






 ストーリー
恋人同士だったジョエルとクレメンタインは、バレンタインの直前に別れてしまう。そんなある日、ジョエルのもとに不思議な手紙が届く。「クレメンタインはあなたの記憶をすべて消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないように−」。自分は仲直りしようと思っていたのに、さっさと記憶を消去してしまった彼女にショックを受けるジョエル。彼はその手紙を送り付けてきた、ラクーナ医院の門を叩く。自分も彼女との記憶を消去するために…。

 感想と考察
心に残る一本になった映画です。思わず2度見てしまった映画は『スイミング・プール』ぶりです。愛とか運命とかそんなちんけな言葉で語れるような単なるラブストーリーではありません。いたるところに散りばめれたニーチェやアレグザンダー・ポープの言葉に象徴されるようこの映画の醍醐味は""哲学"の面白さだと思います。なので、そっち方面の映画が好きな人にはおススメ!

「忘却はよりよき前進を生む」(ニーチェ)

この映画の設定で、人は自分の思い通りに"記憶を消せる"ことが出来ます。なので、それを使ってクレメンタインもメアリーもジョエルも自分を苦しめている記憶を安易に消してしまいます。つまり、ニーチェの言葉のように「記憶を消すことが前進を生む」と考えて過去を消してしまったのです。

しかし、その時点で三人は重大な過ちを犯していたのです。物語が進むにつれて、やがて、三人は気がつきます。過去を捨てることによっては何も生まれないと。過ちは消せばいいってものじゃない。私もホントにその通りだと思いました。それを踏まえて、意味深なこの言葉です。

「幸せは無垢な心に宿る。忘却は許すこと。太陽の光に導かれ、陰りなき祈りは運命を動かす」(アレグザンダー・ポープ)

この言葉は映画の根幹になっている言葉です。注目して欲しいのは、ポープは「忘却」を「許すこと」だと言っている点です。当初、三人はニーチェが言う「忘却」の意味を「記憶を消すこと」だと認識していたんだと思います。しかし、ニーチェが言う「忘却」の本当の意味はポープと同じであって、「忘却=記憶を消すこと」ではなくて、「忘却=許すこと」なんだと思います。つまり、ニーチェは「許すことが前進を生む」ってことを言いたかったんです。映画の後半でジョエルとクレメンタインはこのことに気がついていきます。

そして、ポープの言葉通りに、運命はあたかも太陽の光に導かれるように動き出します。映画の終盤で博士の奥さんが、また浮気に走った博士に向かって「やっぱりね」と言ったのはとても印象的でした。「記憶を消しても結局は同じ結果になるんだよ」ってことをこの一言で表現しています。メアリーもジョエルもクレメンタインも運命に導かれるように、同じ人を記憶を消す前と同じように愛してしまうんです。

最後のクライマックスのシーンで、ジョエルとクレメンタインが過去の過ちを振り返る部分があります。ここも印象的でした。結論から述べると、2人はまた結ばれます。そりゃあそうですよね。本当に大切なものに気がついた時点で、ジョエルとクレメンタインは、過ちを犯したときとは別の人間になっているんですから。

そのことを象徴するかのようなエンディングの歌詞も良かったです。

気持ちを変えて振り返ってごらん
気持ちが変われば世界も変わるから

以上つらつらと書いてきましたが、ホントにいい映画でした。興味をそそられた方は、映画を実際に見てくださいw

最後にアレグザンダー・ポープの名言があったので載せておきます。

「間違っていましたと認めるのを恥じる必要はない。それは言い換えれば、今日は昨日より賢くなったということなのだから。」

 満足度97
 おススメ度:★★★★★


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(2006/03/17(金) 08:58)

 ニライカナイからの手紙
ニライカナイからの手紙

監督:熊澤尚人
出演:蒼井優
   平良進
   南果歩
   






 ストーリー
「お母さん、手紙書くからね…」、その言葉を最後に、風希が6歳の時に母は故郷竹富島を去って行った。それからの母子をつなぐものは、年に一度、風希の誕生日に必ず送られてくる母の手紙だけになった。誕生日に毎年送られてくる手紙を励みに、竹富島で祖父とふたりで暮らす風希。やがて、父の遺品のカメラで写真を撮り始めた彼女は、カメラマンになることを夢見ながら、母のいる東京への思いを募らせていく。

 感想
はい、やられました。超感動。今年一番の映画になるかもしれない。ストーリーもさることながら、蒼井優の透き通るような演技と沖縄の美しい風景が織り出す情景は見事でした。沖縄、井の頭公園、カメラ…etc。僕の身近なものが数多く出てきて、こんなに映画を身近に感じたのは初めてです。
蒼井優って「花とアリス」にしかり、ホントにいい映画に出るな。大ファンになりました。話の展開上、詳しいことは書けないんですが、癒されたいときにでも見てみて下さい♪おススメ!

 満足度99%(今年、最高かも!?)
 おススメ度:★★★★★


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(2006/03/16(木) 07:52)

 稲盛和夫の実学
稲盛和夫の実学―経営と会計稲盛和夫の実学―経営と会計
稲盛 和夫


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京セラの創設者、稲盛和夫氏の著書です。彼の経営理念を会計学の観点から説明してくれています。「実学」というだけあって、かなり実践的な内容。

彼の経営理念は「透明性・完璧主義」という言葉で表せると思います。そのことが京セラの特徴である「一対一対応の原則」や「アメーバ経営」に顕著に現れています。

一対一対応の原則とは、金と物の動きを常に一対一に対応させるというもの。そのためにはどんな場合にも伝票がなければ物が動かせないシステムを作る。それにより、会計帳簿と現金の一致も実現し、経営の透明性を確保する。

アメーバ経営とは、ミクロな分野で最適な経営を目指すことが、マクロ(企業全体)として最も良い経営となるという考えのもとに生み出されたもの。京セラでは企業全体を細かい部門に分割し、それに独立した採算を持たせているらしい。

本書を読んでいると稲盛さんはホントに誠実な人なんだなってのが伝わってきます。そのことを象徴的に表している稲盛さんの行動があります。バブルのときに、流行に乗って京セラが不動産を抱えなかったことについて稲盛さんは以下のように言っています。

投機というのは、「ゼロサムゲーム」と言われるように、基本的に誰かがほか者の犠牲の上に利益を得ることである。だから、もし投機的な利益を得たとしても、それは世の中に対して新たな価値を創り出したことにはならない。

(これについてはいろいろ考える節がありますが、今回はパスしときます。)

以下の文はごもっともだと思いました。

企業の使命は、自由で創意に富んだ活動によって新たな価値を生み出し、人類社会の進歩発展に貢献することである。

その「使命」を果たせないような企業ってのは存在する意義がないのかもしれません。

稲盛さんはライブドア事件発覚より以前に雑誌のインタビューで、堀江さんに関してこう言っています。

「個人の私利私欲だけでは、企業は絶対にうまくいかない。堀江さんはその意味において壮大な社会的実験をなされている」

ホントにその通りになってしまいましたね。恐ろしい。

一見、経営者の倫理観や道徳心ってのは、冷徹で厳しい競争社会や市場主義とは一切関係ないもので、むしろ企業の成長の足かせにさえなるんではないかと考えていたのですが、実際はそうでもないのかもしれない。

企業の存続にとって経営者の「心」はホントに重大なんですね。痛感しました。就職するにも投資(長期の場合)するにもきちんとそこら辺は考えなといけない。でも、経営者の「心」って有価証券報告書にも決算書にも数値として載っていないのが難しいところですね。

「たいせつなものは目では見れない」ってのは経営においても本質を突いた言葉だなと思いました。


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(2006/03/14(火) 08:21)

 トリプルX ネクスト・レベル
トリプルX ネクスト・レベル

監督:リー・タマホリ
出演:アイス・キューブ
   サミュエル・L.ジャクソン
   ノーナ・M.ゲイ
   ウィレム・デフォー






 ストーリー
NSA(国家安全保障局)のエージェントのオーガスタス・ギボンズは、刑務所に入れられていたダリアス・ストーンを新たなシークレット・エージェント“xXx”として迎え入れる。二人は、国防長官ジョージ・デッカート率いる分裂派が、米国政府の転覆を画策しているのを察知し捜査を開始するのだが・・・。

 感想
前作がかなり面白かったので期待して見ました。国家転覆の危機をワルたちが救うというなんともエキサイティングなストーリーです。前作の“xXx”役ヴィン・ディーゼルが衝撃的過ぎたせいもあって前作の方が面白かったです。主役が変わって次回作もあるようなので期待してみます。

 満足度80
 おススメ度:★★★


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(2006/03/12(日) 16:52)

 卒業しちゃうんですね

とうとう俺たちの先輩4年生と可愛い後輩のジッタンズが卒業してしまいます。
あなた達がいなかったら間違いなく、今のサークルはなかったです。

語りのときにも言いましたが、こんな俺でもいつも親しく接してくれてありがとうございました。あなた達がいなかったら間違いなく、今の僕もいなかったです。

あっ、このエントリー書いても4年生は卒業旅行でハワイに行っちゃうんだっけ。失敗した。

それにしても、美男美女がごそっていなくなるのはどうなのかなw

sta46
FX8 加工あり

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(2006/03/12(日) 12:21)

 人間の安全保障
408720328X人間の安全保障
アマルティア セン Amartya Sen 東郷 えりか
集英社 2006-01

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著者のアマルティア・センはアジアで初めてのノーベル経済学賞受賞者。本書はそんな著者が、世界の現状を分析した上で、今後の進むべき指針を唱えた本。ホントに素晴らしい本だと思いました。

「人間の安全保障」というと何だか難しい話のように感じられますが、簡単に言えば「世界中の人達が平和に、そして幸せに暮らせるようになるにはどうしたらいいのか?」といったような話です。

本書は、まず「教育」の話から始まり、「教育の格差」を縮めることの重要性を説いています。その理由は、世界中のさまざまな問題の根源に「教育の格差」があるからでしょう。

世界の多数の人々を教育の軌道外におきざりにしつづければ、私達は、世界をさらに不公平で、さらに危険な場所に変えることになります。

グローバリゼーションの話(参照)のときにも書きましたが、教育を受けてない=字も読めないということは無知ってことです。無知であれば機会(チャンス)を得ることが出来ない。貧困の再生産の根源にはやっぱり「教育」が大きく絡んできます。その貧困自体も人間の生命に危険を及ぼしますが、更にやっかいなのが貧困が引き金となって起こる紛争です。上の文はそのことを要約している文だと思います。

以上のことを踏まえて、本書では基礎教育の重要性を以下のように説明しています。

基礎教育はただ技術を身につけさせる(それも大切ですが)ための制度ではありません。それはまた、世界の本質を、その多様性と豊かさを含めて認識することであり、自由と論理的な思考および友情の大切さを理解することなのです。

全くその通りだと思いました。なんで学校はこういった本当に大切なことを教えてくれないんだろう?教育が私達にもたらしてくれるもの、教育を受けていないとどういったことになるのか、そういった教育の本当の意味を、先生は生徒に教えないといけないはずです。(といっても、学校の先生の多くがそこまで「教育」について考えていないのも問題。)

で、本書は教育の話がひと段落すると、今度はグローバリゼーションの話に移ります。(グローバリゼーションの基本的な構造は過去ログ参照

ここでのセン博士の考え方が素晴らしい。グローバリゼーションの既存の捉え方を批判しています。セン博士の主張を読むと、グローバリゼーションはみんなが言う西洋化とは異なり、西洋文明が発達する前から存在していたものであるということをまず認識させられる。それを踏まえて、「グローバリゼーションをその仕組みによってもたらされる全体の利益から考えることはもう愚かなことで、本当に論じなければらないのはグローバリゼーションによって生じる利益の配分の不公平をどう防ぐかにほかならない」と言っています。うなりました。その通りだと思います。

示唆に富んだ素晴らしい本でした。インドの核問題など、タイムリーな話もあるので興味ある方にはおススメです。

んでもって、ふとこの本を読みながら考えたことがあります。

各国の政府は、その国の所得の再分配機能をつかさどってるんですよね?(所得の再分配機能とは、国の中で貧富の差が拡大しないように、所得税とかで儲かりすぎてる人から利益を取り上げ、そのお金を国民全員に平等に使うという仕組み)

国の中ではそういった仕組みがあるのに、なんで世界にはないんだろう?

世界政府みたいなやつを作って、そいつが世界各国もしくは多国籍企業から所得税を取って、最貧国なんかに分配してやればいいんじゃないの?所得税が不満なら、世界各国の軍事費の数%でも取り上げればいい。核兵器1個作ったら10億円の税金を取ります!みたいに。そのお金を最貧国の学校設立と教師の費用にあてる。その学校での教育に関して文明の衝突とか起こる(何を教えるか?とか)とめんどくさいので、その学校で教えるのは文字の読み書きと四則計算のみ!これが終わったら卒業。こんくらいなら教科書もいらないし、そんなにコストもかからないでしょ。

インドも核実験なんかしないで、そのお金でパキスタンに学校を作ってあげれば良かったんだよ。それが自国の安全を維持する最も近い道だったに違いない。

と、机上の理論ですがいろいろ考えてみました。考えるだけなら意味ないじゃん、とか言われそうです。確かにそうかもしれません。けど、このエントリーを読んで、少しでもみんなに新しい世の中に対する見方とかが生まれてくれたんであれば、それだけで少しは意味があることなんじゃないかなとも思ったりもします。


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(2006/03/09(木) 06:25)

 メゾン・ド・ヒミコ
メゾン・ド・ヒミコ

監督:犬童一心
出演:オダギリジョー
   柴咲コウ
   田中泯
   






 ストーリー
会社の事務員をして働く24歳の沙織にそんなある雨の日、彼女のもとに岸本春彦という男が尋ねてくる。春彦は、沙織の父が癌で余命幾ばくもないと言い、父の経営する老人ホームを手伝わないかと誘う。沙織の父・照雄は幼い沙織と母親を捨て、ゲイバーを継ぎ、そして今は神奈川県の海岸近くにゲイのための老人ホームを作ったというのだ。そして春彦は、父の恋人だった。父を憎み、その存在さえも否定してきた沙織だが、老人ホームの手伝いに行くことを決意する。その老人ホーム「メゾンドヒミコ」には個性的な住人ばかりが暮らしていた・・・。

 感想
映画の中で沙織は、今までは全く理解出来なかった母親や父親の行動にしかり、ゲイたちの言動の本当の意味を知る。この映画は、その沙織の変化を美しくそして巧みに表現した映画だと思います。

映画の中では今も昔も真実は何も変わっていない。ゲイたちも基本的には何も変わらない。なのに、色んな出来事を通じて沙織の心境だけが変化していく。そして、その結果沙織は真実を知ることになる。その真実ってのは、べつに映画の最後で急に沙織の前に現れたもんじゃなくて、常に沙織の目の前に今も昔も変わらずにあったものだよ、ってのがこの映画の伝えたかったことのような気がします。この辺の描写がとても絶妙でラスト1時間は圧巻でした。

ゲイだのオカマだのという奇妙な舞台設定が、映画の伝えたいことを際立たせてくれています。この監督の代表作『ジョゼと虎と魚たち』より全然こっちの方がイイ。見る人によって捉え方や感じ方は違ってくると思いますが、いい映画でした。(個人的にはかなり好きな映画です。)じっくり映画を見たいときなんかに見てみてください。おススメ♪

 満足度98
 おススメ度:★★★★★


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(2006/03/07(火) 08:20)

 投資の心理学と、そこから考えた「生きていく上で大切なこと」
投資の心理学―「損は切って利は伸ばせ」が実践できない理由投資の心理学―「損は切って利は伸ばせ」が実践できない理由
林 康史


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モメンタム戦略について学びたかったので読んでみました。統計データが満載でとても難しい本でしたが、役に立ちそうな話も多くて、そこそこいい本だと思いました。このエントリーでは、この本を読んで学んだことを踏まえて以前から考えていたことを簡潔に書いてみようとみます。

私の投資方針は以前にここ(参照)に書いていますが、その投資方針の根源にあるのは、「統計的手法を用いて検証すれば、過去にパフォーマンスがよかった者が次の期間もすぐれているという保証はなく、もしすぐれていたとしてもそれは偶然でしかない。」という考えです。ようするに今現在の優れたパフォーマンスは単なる偶然である可能性が大きいということです。

そういったことを知ると、投資手法を日々勉強し研磨していくのがバカバカしくなってきます。じゃあどうすればいいのか?ってのが問題でした。この本には統計学の観点からもその答えは書いてありました。

この問題への対策は、一貫した運用方針の採用である。

このことはとても重要です。しかし、理論にかなった投資方針があっての話だと思います。まず、私達がやらなければならないのは、「市場において確実なものはほとんど存在していなく、規則性または必然性があるものは希少である」ということをしっかり認知することです。不規則かつ不確実なものが支配する市場でいかに必然性があるものを見つけるか、これが投資を学ぶということだと私は考えています。そういったこと踏まえた上で、投資方針の一貫性を保つ、これが非常に重要なことなんだなと本書を読んで再認識しました。本書の中で似たようなことを言っている部分があったので抜粋します。

長期にわたって成功している投資家はみずからのアプローチを堅持している。自分が理解していることと理解していないことを知ることが必要なのである。他方で、間違いをおかすことを恐れてはならず、間違いの意味を理解することが成功への鍵なのである。

人生においても似たようなことが言えるんではないでしょうか。

「自分の人生観や人生哲学に沿った行動を一貫してとる」ことがいかに大事か。短期的に見れば、それで失敗してしまうかもしれない。けれど、そこで自分の根幹にあるものをころころ変えていたのでは一生たっても何が正しいのかなんて分からない。ちょっとやそっとのことではブレない「自分の芯」を持つことが重要なんだ、と思いました。

以上の内容をものすごく簡潔に表現しているアイルトン・セナの言葉があったので載せておきます。(過去ログ「人生の地図」より再掲)

「その結果、うまくいく時もあれば、そうでない時もある。間違いを犯すこともあるだろう。でも、少なくとも、自分自身に対しては誠実に、そして、自らの描いた夢に向かって、精一杯生きていくことだ。」(アイルトン・セナ)




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(2006/03/06(月) 08:48)

 リンダリンダリンダ
リンダリンダリンダ

監督:山下敦弘
出演:ペ・ドゥナ
   前田亜季
   関根史織
   香椎由宇






 ストーリー
 高校生活最後の文化祭のステージに向けて、練習を重ねてきたガールズバンド。ところが本番まであと3日という時になって、メンバー2人が怪我と喧嘩で脱けてしまった。残されたドラムの響子(前田亜季)、キーボードからギターに転向した恵(香椎由宇)、ベースの望(関根史織)の3人はふとしたきっかけからブルーハーツのコピーをやることに!そして、なぜか盛り上がってしまった女子たちは、成りゆきで韓国からの留学生ソン(ぺ・ドゥナ)をボーカルに誘い、猛練習を始めるが。

 感想
 さわやかな青春映画です。決してベタな感じはなく、主演の4人が自然体で高校生を演じてます。友情にも恋愛にも不器用な高校生が文化祭を迎えるというストーリー。そのうち、4人を応援したくなってきますw気持ちをリフレッシュさせてくれる映画でした。ただ、女子高生が文化祭に向けて頑張るという映画だったら個人的には「花とアリス」の方が好きです。
 俺も高校時代の文化祭にはいろいろ思い出あるな。そういえばバカみたいにナンパばっかしてるやつもいたっけ。どうやら俺らは文化祭の意味をナンパ祭だと勘違いしていたらしい。だから文化祭に向けて頑張ったのは同じなんだけど、この映画のような「さわやかさ」は微塵も感じれないwまぁ、それも今となってはいい思い出です。男子校なんてそんなもんなのかな。
 リンダリンダー!リンダリンダー!  

 満足度81
 おススメ度:★★


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(2006/03/05(日) 06:16)

 小倉昌男 経営学
小倉昌男 経営学小倉昌男 経営学
小倉 昌男


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あー、いい本でした。全ての経営者に読んでもらいたい、そんな本です。

毎日のように家から家へ荷物を届けてくれる「宅急便」。このサービスがどれだけ私達の生活を便利で豊かなものにしてくれたか、その貢献度は計り知れない。

この本は、その「宅急便」というサービスがどのように考案され、どのように全国ネットで展開され、どのように普及していったかを書いたものです。全国の家庭から荷物を集配し、それを翌日に届けるという、当時なら誰がどう考えても採算が合わない事業を小倉氏は悩み考え抜いて事業化し、それを軌道に乗せていきました。

この本の本質的に言いたいことは小倉氏のサクセスストーリではなく、小倉氏の経営理念です。自分の能力に自信を持っているのに、いつどきも傲慢になるのではなく、従業員と労働組合との関係を築くことを怠らない。 特に、「全員経営」という考え方には感銘を受けました。

「全員経営」とは、経営の目的や目標を明確にしたうえで、仕事のやり方を細かく規定せずに社員に任せ、自分の仕事を責任を持って遂行してもらうことである。

セールスドライバーである彼らのやる気をいかに引き出し、楽しく働いてもらうか。全員経営の成功はそこにかかっている。

ようするに小倉氏は社員が自律的に働くことができる体制を作ったのです。それが宅急便事業を成功に導いた要因のように思えました。社員を経営に参画させるということは、社員に働き甲斐を与えることになり、それがモチベーションの向上につながるということが言いたかったのでしょう。

その他にも学ぶべき点は多かったです。以下の文は、松下幸之助の理念とも共通するものがあるので取り上げておきます。

企業の存在意義は、極端にいえば、社会に対し有用な財やサービスを提供し、併せて住民を多数雇用して生活の基盤を支えることに尽きると思っている。

昼間に「宅急便」がたまたま来たときにふと「小倉さんのような経営者が、どれだけ苦しみ悩んで、今の私達に有益な商品を残してくれたんだろうか」と少し考えてみた。次に「宅急便」が来たときは心から「ありがとう」と言おうと思う。うんそうしよう。

資本主義の本質はもっと冷徹で残酷なものかと思ってたけど、意外にそうでもないのかもしれない・・・。最近、そんなことをよく考えます。


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(2006/03/03(金) 21:50)

 25時
25時

監督:スパイク・リー
出演:エドワード・ノートン
   フィリップ・シーモア・ホフマン
   バリー・ペッパー
   ロザリオ・ドーソン




 ストーリー
 舞台はニューヨーク。かつてドラッグ・ディーラーだったモンティ・ブローガンは、何者かの密告で麻薬捜査局に逮捕されてしまう。そして、25時間後には7年の服役のために収監される。彼は、馴染みの店で最後の夜を明かそうと2人の親友、高校教師のジェイコブと株式ブローカーのフランクに声を掛ける。また、アパートでは恋人ナチュレルが待っていたが、モンティは彼女が密告者ではないかと疑っていた。やりきれない思いを抱えたまま、モンティのシャバでの最後の夜が始まろうとしていた・・・。

 感想
 前から気になっていた映画だったので見てみました。個人的にはそこそこ面白かったです。独特の色気のある映像と音楽が、NYの町並みと相まって、とてもセンスのいい映画に感じられました。
 「残された25時間をどう過ごすのか?」というテーマでストーリーは進んでいくのですが、特に変わったことをするでもなく事件が起こるわけでもなく、なんだかパッとしない展開でした。それでもモンティの「人生を台無し」にしてしまったという苦悩と後悔の念はひしひしと伝わってきました。興味深かったのは映画が始まってすぐの会話に出てきた"マーフィーの法則"の話です。その最初の会話が、ドラックを売り続けていればやがては捕まるというモンティの事例を通じて「やっぱり人生というものはなるようになる」ということを示唆していたような気がします。

 満足度80
 おススメ度:★★★


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(2006/03/02(木) 12:34)

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