ファンタスティポ

ファンタスティポ

監督:薮内省吾
出演:堂本剛
   国分太一
   大河内奈々子
   






 ストーリー
アルマジロ社の社長、鯉之堀金太郎には2人の息子、長男のトラジと次男のハイジがいた。ある日、金太郎が突然社長を引退しそれを受けてトラジとハイジはそれぞれ社長と専務に就任することになる。いつまでたっても幼稚なトラジと、いつまでもフラフラしているハイジだったのだが、環境の変化により現実に直面することになる。

 感想
キャストに魅力を感じたので見てみました。明るいコメディーなのかなぁと思ったら、意外にセンチな展開でびっくりしました。レトロな衣装と彩度の高い映像が現実味を消していて、幻想的な感じの映画です。

この映画の象徴でもあるアルマジロという動物が示しているように、「なんだかあやふやで、何をしているか分からない」という微妙な気持ちを堂本剛と国分がうまく表現していたと思います。

いつしか 大人になってて
現実はどこか冷めてて

あの日の 旅の目的地は
こんなとこじゃない

映画の内容と主題歌ファンタスティポの歌詞が絶妙にマッチしているということが、最後の最後で分かりました。そんときに映画がビシっと決まった感じがして良かったです。
あの頃 俺たちはいつも
何かを追い続けていた

全てが 輝きに満ちて
悩んで 迷って
こんな毎日も、いつかは「あの頃~」と振り返るときが来るんでしょうね。そう考えるとちょっぴり切なくなりました。

 満足度75
 おススメ度:★★

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      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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