↑College Life 〜今を生きろ〜
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masato
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「無知による機会損失は計り知れない。」

機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できないという損失のことを言う。

一生という限られた時間の中で、どうせなら最高の人生を送ってみたいじゃん。みんなもそう思うでしょ??

価値観は人それぞれだと思うけど、俺は、自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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 本間宗久翁秘録
マンガ 相場の神様 本間宗久翁秘録―酒田罫線法の源流マンガ 相場の神様 本間宗久翁秘録―酒田罫線法の源流
林 輝太郎 森生 文乃


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「相場」について学んでみたかったので、読んでみました。本書は、酒田罫線法の生みの親と称されている本田宗久翁の相場に対する考えを『本間宗久翁秘録』全157章から読み取ろうとしたものです。

『本間宗久翁秘録』には現代語訳がつけられているのですが、それでも理解するのが難しかったです。(一つ一つの章に対して、要点をマンガにしてまとめてくれていたので助かりました。)本書は、本間宗久がどのような考えで相場に挑んでいたのか、ということが中心的に書かれています。成功する相場師に共通する心得は今も昔も変わらないんだな、と思いました。

本間宗久は相場を統計的に分析し研究して、そこに法則性を見出しています。それが原点になり酒田罫線法が生まれたそうです。相場の法則性は、ランダムウォーク理論の反対に位置するものですから、一般的には受け入れがたいものでしょう。しかし、本書を読めば一概にそれを否定することは出来ないということが分かると思います。個人的には、相場をつくるのも人間なのだから、人間の本質が変わらない限り、相場に法則性はあると思っています。

本間宗久の教えは「仁・勇・智」の3つに集約されるといいます。

1.機を待つに即ち「仁」
2.気に乗ずるに即ち「勇」
3.気に転ずるに即ち「智」

本間宗久は自分の研究から生み出した投資法と、「仁・勇・智」の相場禅を持って、相場に挑んでいたということです。

本書の最後に「自分で決めたルールを大切にしなさい」という節があります。ファンダメンタルズ投資にしろチャート分析にしろ、どんな投資方法であっても、それをきちんとした根拠の元に確立して守り続けること、これが何よりも大切なんだということを再認識しました。


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(2006/04/29(土) 12:17)

 チェケラッチョ!!
チェケラッチョ!!
チェケラッチョ!!
監督:宮本理江子
原作:J・K・ローリング
出演:市原隼人
   井上真央
    平岡祐太
    柄本佑





 ストーリー
高校3年生の透と暁と哲雄は進路も決まらないまま、退屈な日々を送っていた。そんなある日、バイト先の水族館で年上の美女、渚と出会った透は、ひと目で恋に落ちた。同じ頃3人は、幼なじみの唯に連れられていったライブで、人気バンド「ワーカホリック」のクールなステージを目の当たりにし、自分たちもバンドを組んでラップに挑戦することに。お調子者の暁のお膳立てで、「ワーカホリック」のライブで前座を務めることになるが…。

 感想
べたべたの台詞満載の青春映画でした。これでもか!ってほどにべたべたシーンが出てきます。ストーリー展開にひねりもなく、役者の演技も不自然だし、映画に感情移入できませんでした。途中、役者のべたすぎる決め台詞にドン引きしてしまいましたw
個人的にはおススメ出来ません。これ見るなら『パッチギ』をDVDで見たほうが断然いいと思います・・・

 満足度68
 おススメ度:★


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(2006/04/28(金) 21:07)

 中国古典からもらった「不思議な力」
中国古典からもらった「不思議な力」中国古典からもらった「不思議な力」
北尾 吉孝


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欧米で最先端の金融を学んだ北尾さんに、「中国古典がなかったら私の人生はない」とまで言わせる中国古典に、どんな魅力があるのか興味があったので読んでみました。

いきなり冒頭に以下のようなことが書かれています。

もし私に、中国古典を学ぶことから得られた「人生いかに生くべきか」の知恵や見識がなければ、自分はどんな人間になっていたかと考えると、ぞっとする思いである。

確かに、中国古典には物事の本質を表す言葉が分かりやすく書かれてあって物凄くためになりました。2000年以上も前に書かれた言葉に感銘を受けたってことを考えると、どんなに時代が変わっても、どんなに文明が発達しても、変わらない普遍的な物があるということですよね。

時代や場所が変わっても、結局はそこに存在するのは「人」です。だから、「人」の心の持ち方などの教訓は普遍的なものなのでしょう。

逆に考てみえれば、「人」そのものは2000年も前から何も変わっていないということです。だから、過去に「人」がどんな考えでどんな行動を取ったかを知ることは、未来のことを考える上で物凄く大切なことだそうです。そういった意味で歴史を学ぶ重要性ってのを認識しました。

物事の本質を知ることによって、目先の事にとらわれなくなる。そのことは、目まぐるしく移り変わる社会でうまくやっていくには、とても大切なことだなぁと思いました。


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(2006/04/27(木) 11:14)

 保有銘柄など株のお話

No 麻雀 No life 」ほどじゃないけど、就活が終わって気が緩んだのか、また「麻雀病」にかかってしまいました。ヒマな時間ができると麻雀がやりたくてしょうがありません。もう病気です。

まぁ、そんな話はさておき株の話です。

レポートなんかを読んでいると、日本株の先行きに懸念を示すアナリストがいないのが不思議なんですが、「デフレ脱却で景気拡大に拍車がかかりそうな日本経済」というものが考えの基盤にあるんでしょう。

しかし、個人的に物凄く心配な出来事が2つあります。

1つ目が「商品市場の活況」で、2つ目が「長期金利の上昇」です。どちらも直接的には日本企業の業績に打撃を与える程のものだとは思いませんが、世界の投機マネーの出入を考えると株式市場に悪影響を及ぼすものであることは間違いありません。

ちなみに1つ目の「商品市場の活況」に関して。商品価格は株式と負の相関関係があるということです。(参照:ジムロジャースの『商品の時代』)

話は変わって、個人的な保有銘柄と監視銘柄について・・・

現在の保有銘柄は以下の2つです。
本命:ワイエイシイ (6298)
対抗:ベンチャー・リンク (9609)

ワイエイシイは、だいこう証券を売った資金でとてもいいタイミング(4月10日)で買うことが出来ました。MSCBで調整していましたが、その資金も有効に使われそうだし問題はなさそうです。株価に関しては調整局面から脱していて、ファンダメンタルズ的にも文句なしだと思っているのでかなり強気です。

購入検討銘柄も以下の2つです。
1番手:TRNコーポレーション (3351)
2番手:フェイス (4295)

TRNも株価は長い調整局面から脱した感じがします。保有銘柄との兼ね合いですが購入を考えています。ビジネスモデルは素晴らしく、今後の成長も魅力なのですがファンド組成に関わっているので、投資事業組合関連銘柄の動向と金利上昇がどう関わってくるのか見極めることが必要かな。

と、ひさしぶりに投資に関してエントリーしてみました。就職活動で少し力を抜いていたので、これからは投資の勉強にも力を入れていこうと思います


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(2006/04/25(火) 17:45)

 21グラム
  21グラム

監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演:ベニチオ・デル・トロ
   ショーン・ペン
   ナオミ・ワッツ
   





 ストーリー
クリスティーナ(ナオミ・ワッツ)は建築家の夫と2人の幼い娘に囲まれ幸せな家庭の主婦。また、ジャック(ベニチオ・デル・トロ)は刑務所から出所してからは神を信仰し、真面目に働き2人の子供と妻を養っている。一方、大学で数学を教えるポール(ショーン・ペン)は余命1か月と宣告され心臓のドナーを待つ日々だった。

 感想
役者の深みのある演技と、臨場感のある映像が素晴らしい。ストーリーどうのこうのという前に、その2点に魅了される映画でした。命を拾った男、命を奪った男、命を奪われた女。一つの心臓をめぐる3人の運命がストーリーが進むにつれて重なっていきます。

「人は死んだら21gだけ軽くなる。」

21g、それは「命の重み」だという・・・。なんだかなぁ。

 満足度86
 おススメ度:★★


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(2006/04/24(月) 11:53)

 問題解決のための「社会技術」
問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働
堀井 秀之


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この本のキーワードである「社会技術」とは、社会問題を解決し、社会を円滑に運営するための技術である。そして、本書の主旨は、その社会技術を駆使して複雑化している社会問題をいかに解決していくかということです。

まず、最初に「なぜ現代の社会問題が解決困難な課題が多いのか?」という問いに対して、以下の3つのことをその要因として挙げています。

  1.問題に関わる人々、組織、事柄が数多くあるので複数の要因や
   利害関係が絡んでいて、「問題が複雑化」していること。

  2.科学技術の著しい進歩に伴って「問題が高度化」していること。
   専門的な知識がかなり高いレベルで要求される。

  3.「価値観の多様化」に伴って、ある人にとって望ましいことが、別の人にも
   望ましいとは限らない。異なる価値の間の優先順位は人によってさまざま
   であること。

上記の3つの要因は、私達の周りのどんな問題にも当てはまる話でしょう。(特に、価値観の多様化のところはきちんと認識しておく必要があると思います。)

本書には以下の言葉が繰り返し使われています。

問題とは、理想の状態と現在の状態との乖離のことを言う。

このの一文がやけに印象に残りました。問題解決というと、その解決方法ばかりに目が行きがちですが、正しく問題を把握するが大切なんだということを学びました。


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(2006/04/23(日) 10:35)

 ホノカアボーイ
ホノカアボーイホノカアボーイ
吉田 玲雄


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心が温まりました。個人的には大好きな話です。

映画と写真が好きな大学生のレオが、ひょんなことからハワイ島の小さな村"ホノカア"の映画館で、映写技師として過ごすことになるというストーリー。レオは、今まで全く知らなかったホノカアという地で多くの人に支えられながら貴重な時を過ごす。

中でも特にレオにとっての存在感が大きかったのは、毎日レオに食事を作ってくれたお婆ちゃんのビーさん。ビーさんは見ず知らずのレオを会った次の日から実の息子のように可愛がって世話をするんです。このビーさんのレオに対する愛情に心を打たれました。

ビーさんの「一番大事なのは愛情です。好きなことしっかりやって、がんばりなさい。」という台詞が印象に残りました。この一言に、ホノカアの全てが詰まっている気がします。

ゆったりと流れる時間。温かい人の営み。そういったホノカアの自然な風情がまるで映画のワンシーンのように感じられる本です。やっぱり"自然"っていいですね。癒されました。

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(2006/04/22(土) 09:30)

 タッチ
  タッチ

監督:犬童一心
出演:長澤まさみ
   斉藤祥太
   斉藤慶太
   






 ストーリー
「南を甲子園に連れていって…」
上杉達也と和也は双子の兄弟。隣に住む浅倉家の一人娘の南とは、小さな頃から何をするにもいつも一緒の幼馴染み。自分たちの明青学園が甲子園に出場することを夢見る南。甲子園出場をかけた高校一年の西東京大会。明青は順調に勝ち進んでいき、待ちに待った決勝戦の朝、和也は交通事故に遭ってしまう…。亡き弟・和也のために達也は明青の新エースとして甲子園を目指す決心をする。

 感想
マンガ『タッチ』はそれを読む人それぞれの楽しみ方があると思いますが、この映画に限って言えば「三人の恋心」がテーマになっていました。新田との真剣勝負や、孝太郎やチームメイトとの友情などはおまけ程度で、あの鬼監督に限っては登場すらしなかったのは残念でした。

とは言っても、2時間の映画に全部詰め込むのはムリな話でして、限られた時間の中で、犬童一心監督はうまくタッチの良さを伝えてくれたと思います。この映画を見て興味を持った方は、あだち充のマンガを読んでみてください。タッチはもちろんのこと、H2とラフもかなりおススメです!

 満足度85
 おススメ度:★★★


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(2006/04/21(金) 09:31)

 アップタウン・ガールズ
  アップタウン・ガールズ

監督:ボアズ・イェーキン
出演:ブリタニー・マーフィ
   ダコタ・ファニング
   マーリー・シェルトン
   






 ストーリー
ロックスターの遺児、モリー(ブリタニー・マーフィ)は両親の遺産で自由奔放な生活を送っていた。が、突然、詐欺にあってしまい無一文に。優雅な生活から一転、寝る場所も無くなってしまったモニーは、やむなく、親友の紹介で生意気な子どもレイ(ダコタ・ファニング)のベビーシッター役になる…。

 感想
全く正反対の性格の2人が次第にお互いの長所に惹かれあっていく・・・。というありきたりなストーリー。展開も強引であんまし面白くなかったです。似たような雰囲気なら『フォーチュンクッキー』の方が全然いいです。

 満足度73
 おススメ度:★★


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(2006/04/21(金) 09:30)

 金融アンバンドリング戦略
金融アンバンドリング戦略金融アンバンドリング戦略
大垣 尚司


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攻めの経営に転じたわが国の金融ビジネスは今後どういった方向に進むのだろうか。この本は、欧米で最先端の金融を学んできた著者が、将来の金融ビジネスはこうあるべきだ、ということを示した一冊。

とても難しい本であるが、現在の金融の問題点やそれをどう改善していけばいいのかといったことが詳細に書かれているので面白い。著者の主張は「今までのように銀行・証券・保険というように境で区切られている縦割り型のビジネスモデルにはもう限界が来ていて、これからの金融は、金融業がもつ機能のアンバンドリング(分解)を考えなくてはならない」ということである。具体的には金融を4層に分解できると言っています。

 (1) 金融流通業
    顧客に直接金融商品を販売する金融小売業者。
    金融製造業が開発した商品を顧客に販売する。     

 (2) 金融製造業
    金融商品を製造して流通業者に供給する。     

 (3) 金融情報業
    流通業者が金融商品を顧客に販売した後の、
    顧客と商品の管理を請け負う。     

 (4) 資金調達とリスク管理
    商品を製造するための原材料(資金)を調達し、管理する。

金融流通業の観点から見てみると、私達国民としては、預金だろうが保険だろうが住宅ローンだろうが証券だろうが一つの窓口でワンストップに購入出来るのが理想であって、今までのように証券は証券会社で買う、保険は保険会社で買う、といったことがどんだけ手間のかかることだったのかが後から分かると思う。

また、本書では「金融をアンバンドリング(分解)していくと、ある機能(上の4つのうちどれか)に特化したビジネスモデルが生み出される」と言っていて、そのビジネスモデルについても詳しく説明されている。それを読んでいると、証券化に特化したフィンテックグローバルや、売掛金の流動化に特化したフィデックや、顧客管理のバックオフィス業務に特化しただいこう証券ビジネスなんかの出現を著者は早い時期に予想してことが分かる。

本書を読み終わって確信したことは「金融界はまだまだ激動の時代にある」ということです。近い将来、多くの金融機関はビジネスモデルの変革を迫られる時期が来るのではないでしょうか。変革期ということはそこには新たなビジネスチャンスが生まれることになります。そこから金融界にイノベーターが出てきてもおかしくない。

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(2006/04/19(水) 09:00)

 スパニッシュ・アパートメント
  スパニッシュ・アパートメント

監督:セドリック・クラピッシュ
出演:ロマン・デュリス
   ジュディット・ゴドレーシュ
   オドレイ・トトゥ







 ストーリー
パリに住む25歳の青年グザヴィエは恋人のマルティーヌを残し、バルセロナへ単身留学。慣れない土地で、部屋探しに苦労する彼がたどり着いたのは、イタリア、ドイツ、デンマーク、イギリス、ドイツと様々な国の学生5人がルームシェアするアパート。家賃の安さだけではなく、その異様な雰囲気に魅了されたグザヴィエは、6人目の住人として、新天地スペインでの生活をスタートさせるのだが・・・。

 感想
多様な個性が交差する"スパニッシュ・アパートメント"で主人公グザヴィエが最終的に学んだことは「好きなことをやろう」ということでした。せっかく留学までして勝ち取った官僚の切符を捨てて、自分の夢に向かって走り出した主人公にとても共感が持てました。勇気をもらった気がします。

「これは新しい出発のストーリーだ。今、すべてがはじまる」

映画の"最後"で使われたこの台詞に監督のセンスが感じられました。映画『アメリ』で一躍スターになったオドレイ・トトゥは相変わらず可愛かったですw

 満足度85
 おススメ度:★★★


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(2006/04/17(月) 14:15)

 TVメディアの興亡
TVメディアの興亡―デジタル革命と多チャンネル時代TVメディアの興亡―デジタル革命と多チャンネル時代
辛坊 治郎


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最近騒がれるようになった"デジタル放送"だの"ワンセグ放送"だのに興味を持ったので読んでみました。

本書の前半はアメリカのTV業界の変動の歴史を通信網と絡めてかなり詳しく説明されています。それに対して後半は、今後のTVメディアがどうなっていくのかをデジタル放送と絡めて説明されています。

その中で、分かったことが2つあります。

1つ目が、デジタル放送への移行は、私達が認識しているより大きな変革をメディア業界にもたらすということです。2つ目が、その変革は多くのビジネスチャンスを創出するが、既存のメディアにとってはマイナスに働く可能性が高いということです。

テレビがデジタル化されるということは、本書によると「単に映像が美しくなるとか移動する車内でもテレビがくっきり見えるなどという問題ではない。その本当の意味はケーブルなどのインフラ設備なしに大量のビットを移送する新たな手段が生まれるということ」だそうです。

しかし、今の放送業界のあり方から考えると、テレビの多チャンネル化がイギリスやアメリカのように急激に進むことはまずないと著者は言っています。たぶん、テレビという一つの出口をめぐる争いはこれから始まるんだと思います。

放送免許に守られ、最後の護送船団方式と言われている放送業界には、今まで競争というものは存在しませんでした。視聴率競争と言っても身内だけでやってる形だけの競争であって、放送業界の会社が競争に敗れて倒産したり経営難に陥ったことなんて見たことありません。給料水準も他業種に比べて破格だと思います。

政府の規制緩和路線とデジタル化が相まって影響を与えれば、その放送業界に市場経済の仕組みが取り入れられることになります。すると、TVメディアへの新規参入が健全な競争を生むことになり、それがやがて国民の利益になっていくんだと思います。

以前、NEWS23で筑紫さんは「そのようなことが起こってしまってはジャーナリズムはどうなるんだ」と言っていましたが、情報の良し悪しは、情報の受け手が選ぶのが正常な状態だと思います。既存の数少ないメディアが「私達がジャーナリズムだ」みたいに自分達だけを正当化しているのはどう考えてもおかしい。

そういった点で、そこに風穴を空けようとしたホリエモンは一つ評価出来るのかなぁと思います。しかし、例の粉飾事件で、既得権(既存のメディア)が守られるような風潮になってしまったのが残念でしょうがない。いつか、IT企業のメディア買収未遂の件は予兆にしか過ぎなかった、ということが分かる時代が来るのではないかと思いました。


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(2006/04/08(土) 07:18)

 パッチギ!
  パッチギ

監督:井筒和幸
出演:塩谷瞬
   高岡蒼佑
   沢尻エリカ
   






 ストーリー
1968年の京都。府立東高校の空手部と、朝鮮高校の番長・アンソン(高岡蒼佑)一派は、激しく対立していた。アンソンの妹で、フルートが得意なキョンジャ(沢尻エリカ)に心を奪われた、東校の松山康介(塩谷瞬)は、彼女が奏でる美しい曲が、「イムジン河」という朝鮮半島に思いを馳せた歌だと、音楽に詳しい坂崎(オダギリジョー)に教えられる。彼女と仲良くなりたい一心で、『イムジン河』の歌をギターで覚えるが…。

 感想
超感動。あー、やられた。なんだか分からないけど号泣してしまいましたwたぶん、みんなの心の叫びがストレートに伝わってきたからだと思います。特にラストの方は圧巻でした。
リアリティがどうとかは全く問題ではないです。役者のエネルギッシュな演技から溢れる熱い思いが画面から伝わってくる素晴らしい映画でした。井筒監督ありがとうございました。次も期待しています。

 満足度95
 おススメ度:★★★★(好みは分かれる?)


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(2006/04/07(金) 08:53)

 超バカの壁
超バカの壁超バカの壁
養老 孟司


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ベストセラー『バカの壁』の続編。それなりに面白かったですが、内容的には新しいものではなかったです。

著者の主張は一貫していて「一元論で物事を決め付けるな。バカ野郎!」ってことです。自分の意識の世界だけが全てだと思い込むことの危うさについて複数の事例を挙げて説明しています。多様な価値観を受け入れる姿勢がいかに重要であるかということを再認識させられました。

多くの場合、人は自分の考えや意識の範疇にあるものだけが世界だと思い込む。限られた情報や経験の中だけで物事を決め込む。そこに"バカの壁"が存在することになります。こうなったらもうどうすることも出来ません。日中間の問題も突き詰めればこの"バカの壁"が問題だと養老さんは言っています。

その流れで、最近よく耳にするようになった「お金で買えないものはない」という考え方について著者は以下のように言っています。

「お金で買えないものはない」という言い方があります。ライブドア騒動のときにも耳にしました。こういう考え方自体は間違ってはいません。それはもう少し詳しく言えば、金で買えるものだけが現実だと思っている人にとっては正しいということです。

つまり、ここで言いたいことは「世界には色んな考えを持っている人もいるんだよ。そして、それはそれで別に間違ったことじゃないんだよ」ということ言いたかったのでしょう。

以前、「教育とは世界の本質をその多様性と含めて認識することである」という話(参照)がありましたがホントにその通りだなと本書を読んで改めて思いました。


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(2006/04/05(水) 07:45)

 モナリザ・スマイル
モナリザ・スマイル

監督:マイク・ニューウェル
出演:ジュリア・ロバーツ
   キルスティン・ダンスト
   ジュリア・スタイルズ
   






 ストーリー
1953年の秋、ニューイングランドのウェルズリー大学は、新しい美術史助教授キャサリン・ワトソン(ジュリア・ロバーツ)を迎えた。名門を誇る一方、“米国一保守的”という評判を持つ女子大に、新しい風を吹き込みたいと思っていた。想像以上に厳しい現実に悩むが、芸術を自分の目で見、考え感じることを教えるキャサリンの授業は、次第に生徒たちの心を掴んでいく。 (goo映画より抜粋)

 感想
1950年代のアメリカ。リベラルな先生が、頭の固い委員会や生徒の親と戦うという設定はロビン・ウィリアムズ主演の『いまを生きる』と全く一緒。この映画は、まさに女版「いまを生きる」という感じです。

この時代、若いアメリカ人女性たちの夢は、「結婚して良き妻になること」でしかありませんでした。そんな時代に、しかも歴史のある名門女子大学にワトソンは「自分で考える」ことの重要さを教えにいきます。度重なる圧力にもめげずに自分を貫くワトソンの姿にとても感動しました。

映画の中で、ワトソン先生がテキストに沿っていない内容の講義をする場面が印象的でした。

生徒:「(先生、その絵は)テキストに載っていません」
ワトソン:「テキストに載っていないと考えられないの?」
生徒:「これから何を学べばいいんですか?」
ワトソン:「心を開いて新しいものの見方を受け入れるの」

ラストのシーンで、今まで先生に一番抵抗していた生徒が一番先生のことを好きになっている姿にも感動しました。その生徒がワトソン先生から学んだことについて以下のように言っています。

「真実を求める気持ちが大事だ。伝統に囚われず、定義に囚われず、目に見えるものに囚われず」


個人的にツボに入った作品でしたw

 満足度97
 おススメ度:★★★★


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(2006/04/04(火) 07:50)

 道具としてのファイナンス
道具としてのファイナンス道具としてのファイナンス
石野 雄一


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この本は「本書ではファイナンスの考え方を理解してもらう。そのために難しい計算はEXCELで・・・」という主旨で書かれています。ですので、ファイナンスといえば難しい計算式が盛りだくさんというイメージの方でも、実際に仕事で使えるファイナンスの知識を体系的に学べる本で良書でした。

本書には、企業価値に始まりデリバティブの理論まで多くのことが解説されていますが、その根源にあるのは「価格と価値は違う」という考えです。それについて、以下のようなくだりがありました。

金融機関は、風俗業界と同じような商売のやり方をしていると思っておけば、おおむね正しいイメージでつきあうことができる。

うまいこと言うなと思いました。どちらも「価格の不透明性を利用したぼったくり商売だ」ということを言っているのです。ファイナンスの知識は、そういった意味においても生きる上で不可欠な知識なんだなぁと再認識しました。

多くの参考になった話がありますが、今回は「税金や取引コストなどがない完全資本市場では、資本構成は企業価値に影響を与えない」というMM理論(詳しくはここ参照)の話を取り上げてみます。これによると、配当政策なども企業価値に影響を与えないということになるのですが、実際の資本市場ではそうはいかないよという話です。

それは「配当政策が経営者の業績への自信を反映するために、配当政策を変更すること自体が企業の業績予想を伝えるという効果がある」という考えに基づくもので、これを配当政策のシグナリング効果と言うそうです。(これは、優良なIRが結果的に資本コストを低下させるのと同じ原理でしょうね。)

今まで学んできたことと重複することは多かったですが、ファイナンスを基礎から学ぶのにうってつけの本だと思いました。


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(2006/04/02(日) 08:16)

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