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masato
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「無知による機会損失は計り知れない。」

機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できないという損失のことを言う。

一生という限られた時間の中で、どうせなら最高の人生を送ってみたいじゃん。みんなもそう思うでしょ??

価値観は人それぞれだと思うけど、俺は、自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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 道具としての銀行
道具としての銀行―フェアな金融機関とクレバーな個人の経済学道具としての銀行―フェアな金融機関とクレバーな個人の経済学
末永 徹


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ネットバンクについて知りたかったので読んでみました。ソロモン・ブラザーズでトレーダーとして活躍された著者が、金融史を振り返りながら銀行の役割や今後のあり方について説いた一冊。

銀行誕生の背景などの基礎の部分から分かりやすく解説してあったので「銀行を知る」という意味ではとても勉強になりました。

これまでは厳しい規制の下で銀行の差別化が難しかったために、個人が銀行を主体的に選ぶことはあまりなかった。しかし、規制が緩和され銀行が多様化していけば、これからは個人が銀行のサービスなどを目安にして銀行を主体的に選ぶ時代がやってくる。

そのときに、リアルな店舗を持たないネットバンクは既存の銀行に比べてコスト面で大分有利だし、特徴を出していきやすい、という著者の主張が印象に残りました。(確かに、ソニー銀行の管理画面なんかを見るととても使いやすそう。)

著者の言うとおり「金融のあり方は社会全体のあり方を決める」とすれば、今後ネットバンクが社会の流れを変えてしまうようなことがあっても不思議じゃない。ネットバンクはWeb2.0ならぬ銀行2.0となれるんでしょうか。今後もその動向に注目していきたいと思います。

勉強になった文

80年代までの日本では、ほとんどすべての有力な企業が新規採用の対象をもっぱら新卒に限っていたために、中途入社が著しく困難であった。企業に解雇権がないことは、社員に転職の自由がないことと裏腹なのである。

年功序列の賃金体系においてサラリーマンは、若年時には提供した労務に対して過少な報酬を甘受する代わりに、中高年時になってからは提供した労務に対して過大な報酬を得る。(これが結果的に)若いうちの給料を会社がひとまず預かっておいて、何かと物入りな時期になってから渡してあげようといった親心のように作用してきた。

富が社会全体に分散しているからこそ、それが預金という形で銀行に集められて企業に貸し出されるコマーシャル・バンキングが成立する。それに対して19世紀のヨーロッパでは、富がごく一部の富裕層に集中していたから、マーチャント・バンキングが主流となった。

すべての人がどんな天災にも耐えられる強固な家に住むよりも、天災の被害に逢った人を事後的に救済したほうが、社会全体にとっての費用は小さくすむ。

投資信託が販売されるのは往々にしてそのテーマの人気がピークを打つ時で、買った人の多くは高値掴みで損をしてしまうことが多い。

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(2006/07/31(月) 09:49)

 人間失格
人間失格人間失格
太宰 治


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壮絶な人生をおくった太宰治の名作。この小説を執筆中に自殺したために「遺書」のような小説として世に出されたらしい。(参照

「つまり自分には、人間の営みというものが未だに何もわかっていない、という事になりそうです。自分の幸福の観念と、世のすべての人たちの幸福の観念とが、まるで食いちがっているような不安、自分はその不安のために夜々、輾転し、呻吟し、発狂しかけた事さえあります。」

上の文章がこの小説全体を表しているような気がしました。月並みな感想ですが、発狂するほど狂いながらも、これだけ人の心を打つ作品を残したってところがスゴイなと思いました。

この本を読みながら、BUMPの「ギルド」を連想してしまいました。

「人間という仕事をクビになって・・・(中略)
 その場しのぎで笑って
 鏡の前で泣いて
 当たり前だろう
 隠してるから
 気付かれないんだよ」

これって、太宰の人間失格そのままじゃんって感じがするんだけど・・・。

話は変わるけど、それにしてもBUMPは歌詞が魅力的です。「汚れちゃったのはどっちだ?世界か自分の方か。いづれにせよ、その瞳は開けるべきなんだよ」(ギルドより抜粋)なんて歌詞をどうやったら思い付くんでしょうか。


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(2006/07/30(日) 02:13)

 最近、気がついたこと

最近、気がついたこと
・立川の魚民は飲み放題が異様に安い。(男1180円、女880円)
・上原先生は相変わらず元気。
・ドラマ「タイヨウのうた」がかなりいい。
  →沢尻エリカの「stay with me」(by YouTube)

ike&kamo
Nikon U + Nikkor 28〜80mm F3.3〜5.6G

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(2006/07/29(土) 02:54)

 日本沈没
日本沈没
日本沈没
監督 :羽住英一郎
出演:草なぎ剛
   柴咲コウ
   豊川悦司
   大地真央






 ストーリー
驚異的な地殻変動によって日本は沈没しようとしていた。多くの人が希望を捨てたとき、ある男(草なぎ剛)が日本を救うために立ち上がる・・・。

 感想
日本版アルマゲドンといったところだろうか。
CGのうさんくささが気になってしまった。こういったストーリーの映画はやっぱりハリウッドの方が面白いなと痛感しました。わざわざ映画館で見るような映画ではないです。柴咲コウは日本一ヘルメットが似合う女優だと思いました。

 満足度68%
 おススメ度:★


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(2006/07/28(金) 11:28)

 限りなく透明に近いブルー
限りなく透明に近いブルー限りなく透明に近いブルー
村上 龍


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静かな作品だな。

これが読後の率直な感想です。読んでいる最中、まるで誰かに両耳を塞がれているかのような感覚だった。なんだこの作品は?ホントに凄い・・・。

アメリカ軍基地のある福生に住むリュウという主人公とその取り巻きが織り成す日常の話し。そこでは暴行・ドラック・乱交などが当然のことのように繰り返される。(あらすじはこんな感じでストーリー性もへったくれもないのが特徴)

現実と幻想、真実と虚、何もかも区別がつかなくなる。頭ん中をグニャグニャかき混ぜられたみたいな感覚に陥った。

印象に残ったのはリリーという女性がリュウにこう言った場面です。

「リュウ、あなた変な人よ、可哀想な人だわ、目を閉じても浮かんでくるいろんな事を見ようってしてるんじゃないの?」

「リュウ、ねえ、赤ちゃんみたいに物を見ちゃだめよ」

20歳そこらで福生に住む主人公のリュウ。実際に村上龍も20歳そこらで福生に移り住んでいる。小説の主人公と小説の著者はどことなく重なり合う。

上のリリーの言葉は村上龍本人に言っている言葉のような気がしてならない。それも逆説的に。

この小説が芥川賞を受賞したときに「文学的事件を通り越して、社会的事件になった」という。何となく分かる気がした。こういう人が"天才"っていうのかとしみじみ思った。


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(2006/07/25(火) 00:44)

 4TEEN
4TEEN4TEEN
石田 衣良


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もんじゃ焼きの町、月島で繰り広げられる爽やかな青春ストーリー。著者の石田衣良が、「大人」と「子供」の狭間で絶妙にバランスをとっている14歳の少年達を巧みに描いています。

少年達の気持ちがストレートに伝わってくるせいか、登場人物に深く感情移入してしまいました。なんだか自分の中学校時代のアルバムをめくっているような感覚です。

あの頃は今日一日をどう遊んで過ごすかだけを考えてれば良かったから幸せだったなw。

人って年を重ねるごとに先のことを考えるようになるんだよなぁ。それっていいことなんだろうか、悪いことなんだろうか?ふと考えさせられました。


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(2006/07/24(月) 10:16)

 美しい国へ
H美しい国へ 美しい国へ
 安倍晋三

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ポスト小泉の第一人者、安倍晋三が自ら、政治思想および将来の日本への思いをつづった一冊。

わずか232ページと少ないページ数の中で、自衛隊・改憲・靖国・アジア外交・アメリカ外交・少子高齢化・年金・教育といった今後の日本の行方を左右するような重要な政策についてはほぼ全て網羅してあります。

これまで、安倍さんがアメリカに妙に肩入れしていることや、外資への優遇措置、統一教会とのつながり、強硬な姿勢、軍国主義へ回帰する懸念などは日ごろから噂としては聞いていました。が、本人の言葉で、今後の政策についての話しを聞いたのは初めてでした。

本書を通して安倍さんが、日本という国をその長い歴史とともに愛しているということが文面から嫌というほど伝わってきました。そのことが多くの人に軍国主義だのと言われる所以なんでしょう。

どうやら、どんな局面においても、「強い信念を持って自分の主張をしっかりする」というのが安倍さんのスタイルのようです。その信念が正しい方向に向いているのかどうかということは、僕では判断出しかねますが、「主張をしっかりする」という日本人っぽくない姿勢には好感が持てました。

正直、安倍さんのその信念と姿勢が今後、吉と出るか、凶と出るかは誰にも分からないだろうし、(短期的に見れば)全ての人を幸せにする政策というものが存在しない以上、揚げ足を取るような形でこの人を批判するのは間違っていると思います。

ようするに、細かく間違っていることを指摘するよりも、大まかに言って正しい方を選ぶことが賢明だということです。

個人的には、トップに立つ人間というのは、その国の理想像を自分の言葉できちんと主張できる人がいいと思っています。いろんな反発や問題が出てくるのを恐れて、それをしない人ってのは論外でしょう。そういった意味で僕は現時点では安倍さんでいいかなと思いました。


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(2006/07/22(土) 22:46)

 不動産証券化のすべて
図解 不動産証券化のすべて図解 不動産証券化のすべて
三菱UFJ信託銀行不動産コンサルティング部


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不動産証券化やREITについて詳しく知りたかったので読んでみました。

証券化のスキームは複雑で、利害関係者も多岐にわたるので理解するのは難しいのですが、本書はそれを分かりやすく解説してくれています。(REITへ投資しようとしている人なんかは、その利回りの仕組みなどを理解する上でも読んでおいた方がいいと思います。)

ここ数年、不動産証券化の市場規模がとんでもないスピードで拡大しています。その主たる理由として2つのことが挙げられます。1つ目が、土地神話の崩壊によって企業の不動産に対する考えが変化したこと。2つ目が、投資家の不動産投資へのニーズが高まっていることが挙げれます。

ようするに土地を持っている企業サイドと、その土地に投資したい投資家サイドの利害が一致したことが大きな理由だと思います。

企業サイドのメリットとしては
 ・企業の信用力とは関係なしに、資本コストの安い資金を調達出来る。
 ・企業に都合のいいタイミングで資金調達が出来る。
 ・土地資産をオフバランスにすることにより、バランスシートが改善される。
 ・減損会計の適用で、土地資産の含み益・含み損を処理した方が都合いい。

投資家サイドのメリットとしては
 ・小口の不動産投資が小可能になる。
 ・(↑によって)投資機会の拡大と多様化が望める
 ・(安定して?)高利回りの金融商品に投資が出来る

企業サイド・投資家サイド以外に、証券化のプレーヤーとして忘れてならない存在があります。これだけ市場規模が大きくなったのもその影の役者の存在なしには語れないでしょう。その役者とは、いわゆるAM会社(アセットマネージャー)とPM会社(プロパティーマネージャー)と呼ばれる企業です。低金利と企業・投資家のニーズを利用して、フィービジネスで儲けてるやつらです。

REITに限らず私募・プライベートファンドなどが高利回りを実現出来ているのは、不動産の出口戦略のところでキャピタルロスが生じないことが前提となっています。(利回りの仕組みを理解すれば分かるはずですが)

もうこの時点でバブルが起こる環境はあるってことです。気になったので、少し調べてみましたがダヴィンチの金子社長とケネディクスの本間社長の言動からはバブルの懸念が伝わってきます。

特に、ダヴィンチの戦略なんかを見ると不動産の最終的な受け皿がREITになっています。川上の(キャピタルロスが発生しないという意味で)安全なところで運用されているのは年金などであって、個人じゃ手が届かないところ。バブルがもし起こるなら「今度、ババを引くのは個人投資家だよ」と言っているような気がするんですが、実際はどうなんでしょうか。気になるところです。


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(2006/07/21(金) 14:54)

 重力ピエロ
重力ピエロ重力ピエロ
伊坂 幸太郎


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やべー。超感動した。この一冊を読んだだけで伊坂幸太郎のファンになってしまいました。

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
「重いものを背負いながらタップを踏むように」
「ピエロが空中ブランコから飛ぶ時、重力のことを忘れているんだ」

本書は異父兄弟である春と泉水によるテンポのいい会話が軸になって展開されます。(上の会話は特に気に入った箇所を抜粋したものです。)

ストーリーはこんな感じ。とある町で続けざまに起こる放火と、その近くで描かれるグラフィティアート。一見何の関わりもなさそうな2つの出来事に2人は奇妙な関連性を見つける。その材料をもとに2人ば放火魔を捕まえようとするのだが・・・

「家族の絆」がこの小説のテーマだと思います。

ピエロが重力を忘れてしまうように、この家族も苦難を乗り越えたときに、血の繋がりなんてものを超越した本当の絆で結ばれたんだなと思いました。おススメ♪


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(2006/07/19(水) 09:11)

 火車
火車火車
宮部 みゆき


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ミステリー史に残る傑作であり、かつ宮部みゆきの代表作ということなので読んでみました。(ちなみに「宮部みゆきを読むなら『火車』!」と立川のオリオン書房でイチオシされていました。)

休暇中で暇を持て余している主人公の刑事に、親類から「婚約者が急にいなくなったから探してくれ」と相談を持ち込まれたことが発端となって物語は始まります。初めのうちはただの人探しかと思われていたのだが事件は次第にとんでもない方向へと進んでいく・・・。

多くの方が絶賛してるだけあってかなり面白い。謎解きというよりも、壮大な人間ドラマがこの小説の醍醐味だと思います。

また、現代社会の裏に存在する「影」の部分に焦点が当てられていて、その部分のリアリティさに僕は引き込まれました。

現代のクレジットローン破産というのは、ある意味では公害のようなものです。

上の言葉がやけに心に残りました。消費者金融の市場には構造上、重大な欠陥があるということを示唆しているんだと思います。その欠陥にハマって、まるで坂道を転げ落ちるように債務超過に陥ってしまうことを「火車」という言葉が揶揄しているんでしょう。

「自己破産する奴なんて、そいつ自体に問題があるんだよ!」なんて高をくくっている人に是非読んでもらいたい作品です。


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(2006/07/17(月) 10:05)

 天使の卵―エンジェルス・エッグ
天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグ
村山 由佳


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映画化されると聞いたので読んでみました。大学受験に失敗し将来に不安を抱える少年「歩太」と、恋愛で辛い過去を持つ女医「春妃」の切ない純愛小説。

誤解を恐れずに言えば、男性より女性ウケしそうな小説だと思います。

素直で一途な「僕」の目線で描かれるこの小説の世界はとても美しくて、魅力的です。けど悪く言えば、その世界が美しすぎるがために、女性の理想(妄想?)の恋愛像をただ文章にしてみました、みたいな感じがしなくもない。

まぁ、そういった現実にはありえない美しい恋愛の世界を、まるでノンフィクションのように描くのがこの作家の魅力なのかな。『星々の舟』という作品も面白いようなので読んでみよう。

個人的には心が浄化されるこの手の話は好きなので、映画化したら是非見てみてみたいです。


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(2006/07/16(日) 18:37)

 こころ
こころこころ
夏目 漱石


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夏目漱石の名作。お札にまでなった人の文学がどんなものなのか気になったので読んでみました。

人と関わるのを極力避けてまるで死んだように生きる「先生」にはどこか暗い影が感じられると「私」は思う。どうやら、その暗い影には先生の過去が色濃く映し出されているという。ラストで明かされる先生の過去と、心の葛藤を描いた作品。

話の大部分が重苦しい内容だし最後もバッドエンドなのに、読み終わった何かこみ上げて来るものがありました。いやーすごい。特に親友「K」の告白から「K」の自殺にいたるまでの先生の心の描写には圧倒されます。

印象に残ったのは、常に自分を戒めてきた「先生」が、「つかの間の自由を得た。それを利用できる時に利用しなければばらない」と語ったところです。

ふと、自由ってのは不自由の上に成り立つものなんだろうなと思った。不自由を経験(認識)していないと自由を感じることは出来ないってことです。

本書を読んで、「こころ」すなわち「人間の胸の中に装置された複雑な機械」に夏目漱石が何を見たのか?少し垣間見えた気がしました。さすがにお札になる人ってのはスゴイ人なんですね。妙に納得出来ました。

今まで実用書ばっかりで、あんまり小説ってものを読んだ事なかったけど、小説って面白いですね。この際だから、新潮文庫の夏の100冊を少し読んでみようかな。

新潮文庫の夏のキャンペーン100冊
その中でも31年間欠かさず選ばれ続けてる不朽の名作11冊

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(2006/07/15(土) 06:27)

 イツカ波ノ彼方ニ
 イツカ波ノ彼方ニ

監督:丹野雅仁
出演:平岡祐太
   加藤ローサ
   大森南朋
   曽根英樹






 ストーリー
現代版、浦島太郎。
おとぎばなしでは、浦島は助けたカメに連れられて竜宮城に行ったというのだが…。

 感想
「次世代青春映画」だそうです。なんですかそれ?
かなり評価は分かれそうな作品です。沖縄独特の音楽と方言には癒されましたが、全体的にはイマイチでした。不思議ちゃんの役をしていた加藤ローサに馴染めなかったのが原因です。そもそも「竜宮城の使い」がなんで今にも渋谷に繰り出せそうな格好してるんでしょうか?意味不明です。

 満足度67
 おススメ度:★


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(2006/07/13(木) 09:45)

 トレインスポッティング
トレインスポッティング

監督:ダニー・ボイル
出演:ユアン・マクレガー
   ユエン・ブレンナー
   ジョニー・リー・ミラー
   ケヴィン・マクキッド






 ストーリー
ヘロイン中毒のユアン・マクレガーとその仲間達が繰り広げる痛くてどこか切ないストーリー。

 感想
ユアン・マクレガーがホントに凄かった。
登場人物の全員が頭がイカれてるというぶっとんだ映画。ヘロインを辞められないし、親友さえも裏切ってしまう主人公なんて普段なら毛嫌いしてしまいそうなのに、この映画に限っては感情移入してしまいました。それもユアン・マクレガーの演技力が素晴らしかったからだと思います。
男の欲望や欲求を包み隠さず(そして、ときどき誇張して)描いている点はとても面白かったです。

 満足度84
 おススメ度:★★


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(2006/07/13(木) 09:38)

 天国の本屋 〜恋火
 天国の本屋 〜恋火

監督:丹野雅仁
出演:竹内結子
   玉山鉄二
   原田芳雄
   香里奈






 ストーリー
天国にある本屋さんの物語。何かを失って失意にくれる人達が、自分にとって大切なものを取り戻していく。それと同時進行で、リアルな世界では花火大会の準備が進められていた。大会の最後に打ち上げられる花火「恋火」には特別な意味が込められているというのだが…。

 感想
竹内結子が1人で2役やっているし、ストーリーも斬新な意欲作。
ラストシーンがかなり印象的でした。劇場で見たかったです。とてもいい話です。

 満足度79
 おススメ度:★★★


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(2006/07/13(木) 09:26)

 エリザベスタウン
 エリザベスタウン

監督:キャメロン・クロウ
出演:オーランド・ブルーム
   キルステン・ダンスト
   スーザン・サランドン
   アレック・ボールドウィン






 ストーリー
エリートサラリーマンのドリュー(オーランド・ブルーム)は、社運を賭けたでプロジェクトは大失敗し、会社に10億ドルの損害を与えてしまう。クビを宣告され、自殺をしようとした矢先、父が故郷で亡くなったという知らせが届く。父の亡骸を引き取りに、エリザベスタウンに向かったドリューは、その飛行機の中でクレア(キルスティン・ダンスト)と心を惹かれ合う。

 感想
仕事に失敗し自殺まで決意した仕事人間ドリューの前に、クレアが救世主として現れるという設定。どこかで見たことある設定だなと思ったら「スウィートノーベンバー」にそっくりでした。この映画を見るなら「スウィートノーベンバー」の方が2倍くらい良いと思います。

 満足度73
 おススメ度:★★


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(2006/07/13(木) 09:08)

 イノベーションのジレンマ
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすときイノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
クレイトン・クリステンセン


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多くの経営者および企業人のバイブルとしてあまりにも有名な名著。大・中・小・零細企業のいかんを問わず経営に携わる人にとっては必読の書だと思いました。

本書の主旨はとても面白く、「優良企業はその優良さゆえに衰退する」というこです。そして、「素晴らしい経営を行っている企業が、何故そういったジレンマに陥ってしまうのか?」ということを歴史上の事例を基に解き明かしています。

著者いわく、イノベーションには、その性質上、2つの種類があるということです。1つ目が、製品およびサービスの質を高める「持続的技術」と呼ばれるもの。2つ目が、従来とはまったく異なる価値基準を市場にもたらす「破壊的技術」と呼ばれるものです。(もちろん市場シェアを大きく変えてしまうのは後者の破壊的技術です。)

興味深かった点は、多くの投資家、最高の顧客、優れた経営陣に支えられている優良企業は、皮肉にも、そのことが足かせとなって「破壊的技術」への投資を妨げられてしまうということです。

その理由として、僕が印象に残ったものを2つ取り上げてみます。

第一に、企業がある程度の規模になると小規模な市場では(投資家の)成長ニーズを満たすことが出来なく、必然的に大規模な市場のみをマークするようになる。しかし、「破壊的技術」の多くは新しくて小さい市場から生まれてくるのが普通であるということ。

第二に、それまで企業の優良さを保っていた慣行やプロセスや価値基準というものは、ある条件のもとでしか有効でなく、新しい市場では通用しないことが多いということ。

全体的に、読みやすく分かりやすく内容も素晴らしい。夜を徹して読んだ価値はありました。

栄枯盛衰という自然の摂理に逆らうには、(それが可能かどうかは別にしても)ものすごい努力と根気が必要みたいです。


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(2006/07/10(月) 20:53)

 M:i:III
M:i:III
M:i:III
監督 :J・J・エイブラムス
出演:トム・クルーズ
    フィリップ・シーモア・ホフマン
    ヴィング・レイムス






 ストーリー
トム・クルーズが、あちこちでどんちゃん騒ぎ。

 感想
かなり面白かったです。
開始早々からラストシーンまで息もつかせぬ展開。ドキドキしっぱなしでした。終わり方も良かったし、娯楽映画としてはかなり完成度高いと思います。オススメ♪

 満足度97
 おススメ度:★★★★★


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(2006/07/09(日) 01:12)

 見たい映画盛りだくさんの7月

なんか今月は見たい映画がたくさんあるなぁ〜(幸せ)
リストアップしてみる。

・ブレイブストーリー
・M:i:III
・ハチミツとクローバー
・パイレーツ・オブ・カリビアン
・ゲド戦記

これ全部見たら7500円か。
さすがに全部はきついな・・・。

sun
Nikon U + Nikkor 28〜80mm F3.3〜5.6G

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(2006/07/08(土) 07:27)

 決意の朝に
決意の朝に決意の朝に
Aqua Timez 太志


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最近、はまってるのがAqua Timezの新曲。
映画ブレイブストーリーの主題歌でもあるらしい。

なんか、歌詞がめちゃくちゃいい。

「辛い時 辛いと言えたらいいのにな
僕達は 強がって笑う弱虫だ
淋しいのに 平気な不利をしているのは
崩れ落ちてしまいそうな 自分を守るためさ」

これが主題歌なら映画も見てみたいなぁ〜

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(2006/07/06(木) 08:32)

 銀河鉄道の夜
銀河鉄道の夜銀河鉄道の夜
宮沢 賢治


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「ほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。
「僕わからない。」カムパネルラがぼんやり云いました。

主人公のジョバンニとその親友カムパネルラが銀河鉄道の旅を通して、様々な人たちと出会い、「ほんとうの幸せとは何か?」という問いに直面していく物語。

「幸せとは何か?」

最近、ヒマなのでそんなことを考えるようになった。もちろん、その問いに対する普遍的な答えは一生かかっても出てこないことくらい分かる。そう考えると、人生それ自体が「幸せを探し求める旅」のように感じられるのは僕だけでしょうか。

物語の最後でジョパンニは親友を失ってしまう。残酷にも、それでも、ジョパンニの人生は何かを失うことと、何かを得ることを繰り返しながら続いていく。

思ったことは、「失う」ってことと「得る」ってことはコインの裏と表みたいなものだということ。親友を「失った」ジョパンニはそれと代償に何かを「得る」。

限られた時間の中で生きる僕らにとって、得ることと失うということは常に同時に起こることなのかもしれない。


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(2006/07/06(木) 07:34)

 臆病者のための株入門
臆病者のための株入門臆病者のための株入門
橘 玲


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ちまたで話題になっていたので読んでみました。ウワサ通りの良書。投資入門書としてはピカイチだと思います。

内容の大部分が証券会社の関係者にとっては耳の痛い話となっていますが、個人にとってはとても有益な話になっています。(そもそも多くの場合、証券会社とその顧客である個人の利益は相反するってことです)

本書の構成は大まかに言って2つに分けられます。まず1つ目が効率市場仮説と伝統的なファイナンス理論の話。2つ目が金融リテラシーの話です。

全体的に、少ないページ数の中でうまくまとめられていたと思います。この本で興味をもったらこっちの本(参照)で学ぶことをオススメします。

印象に残ったのは次の文章です。

「金融リテラシーのない人たち」、これを翻訳すると「ネギを背負ったカモ」になる。下品な表現で申し訳ないが、金融商品の多くは彼ら「カモ」からぼったくることを目的につくられている。

資産を増やすってのはとても難しいことだけど、少なくとも確実に損をする金融商品(=ぼったくり商品)だけには騙されたくないですよね。


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(2006/07/05(水) 03:47)

 海辺のカフカ
海辺のカフカ (下)海辺のカフカ (下)
村上 春樹


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心に闇を持った15才の少年カフカと、若くして記憶を失くしたという老人ナカタさんの物語。

並列して進行する二つの物語は、それが実際に交わっていなくとも互いに互いの空白を補完しあっている。それは、もともとは一つの物語だったものが何らかの理由で真っ二つに切り裂かれてしまったかのような気さえ感じさせる。

そんな二つの物語は、結局何が言いたかったんだろうか?考えてはみたものの答えは出てきそうにない。(そもそも、答えなんかないのだと思う)

ただ、僕が本書を読んで思ったことで一つだけ言えるとしたら、「想像力」ってのは人が生きていく上で物凄く大切なものなんだってこと。

よくよく考えてみれば、相手を思いやる気持ち、優しさ・・・etc、それらはすべて想像力の問題だ。もし、みんなに十分な想像力があれば、ケンカだって犯罪だって減るのかもしれない。(個人的な過ちも大分減ったに違いない。ホントに俺って想像力がない(x_x;)・・・シュン)

村上春樹がこの小説の中で次のように言っているのが印象に残った。

「すべては想像力の問題なのだ。僕らの責任は想像力の中から始まる。 (中略) 逆に言えば、想像力のないところには責任は生じないのかもしれない。」

この小説を読むにしても、本書の内容がどうのこうのということよりも、読んだ人が何を想像し、どう考えるかが大事なんだと思う。(この作品には、そういったことに事欠かさぬよう想像力を掻き立ててくれるような材料が豊富に用意されている。)

『海辺のカフカ』は、それだけで完結しているのではなく、読者の想像力があってはじめて完成するのだと思う。この点にとても魅力を感じた。

それは村上春樹の言葉を借りれば「ある種の不完全さを持った作品は、不完全であるが故に人間の心を強く引きつける。」ということなのだろう。

何となく分かった気がする。けど、この作品を理解するにはまだまだ想像力が足りないみたいだ・・・ort。


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(2006/07/02(日) 17:00)

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