優れたファシリテーションがチームを活性化させる『ザ・ファシリテーター』

ザ・ファシリテーター
ザ・ファシリテーター森 時彦

ダイヤモンド社 2004-11-12
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インタラクションの活性化

ファシリテーションとは「人と人とのインタラクション(相互作用)を活発にし、創造的なアウトプットを引き出すもの」と定義したい。チームが課題を共有し、効果的に考え交流させ、創造的な答えを導き出す。動機が内在化し、自発的で活力に溢れた行動が生まれる。1+1が2以上になるポジティブな化学反応があらわれる。

人と人とのインタラクションを活性化させるためには、人間関係につきまとうさまざまなマイナスの感情、不必要な遠慮や配慮を排除し、積極的なプラスの感情を増やすことが必要である。チームが同じ波長で思考するためには納得性のあるフレームワークを供給し、効率的なグループ思考を促すことが必要だ。そのためん、ファシリテーターを心得る人たちはメンバーの話をよく聴き、場を選び、目的を据えて最適なパスを選択する。

混乱期を避けずに如何に早く上手く通過させて結束させるか

チームは形成されただけで機能し始めることはない。チームを形成していくプロセスには5段階あり、チームは形成後、混乱を経て、期待通り機能するようになる。形成(Forming)⇒混乱(Storming)⇒統一(Norming)⇒機能(Performing)。意見の対立を避けて各メンバーが自由に意見を発している状態であれば、チームは統一されず、機能しない。チーム作りに重要なことは、混乱期を避けずに如何に早く通過し、統一していくかである。

共通認識や動機の内在化のためには共同作業の過程が大事

SWOT分析は、機会と脅威という環境要因と、自社の強みと弱みという内部要因を組み合わせた簡単な表を作成するエクササイズだが、完成した表よりは、これを皆で作成するプロセスが重要である。皆で作ることにより、問題意識が深く共有化される。自分たちで考えれば動機が内在化する。そういう納得効果がSWOTという共同作業の中にはある。

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    • 「無知による機会損失は計り知れない。」

      機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できない損失のことを言う。

      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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