オーネックス(5987)について。Part2


オーネックスの分析、第2段目は「財務」に関してです。

オーネックスは、営業利益率などの収益面はなかなか優秀で、しかも年々改善傾向にあります。収益面での問題はないようなので、「財務」から企業の安全性を調べてみました。下の図を参照(単位:千円)。

オーネックス財務


はっきりいって、健全な財務内容とは言えないですね。しかし、株主資本比率も流動比率も悪いなりに毎年改善されているので、このせいで急に業績が悪くなるといった心配はないと思います。

私が、 貸借対照表で気になったのは「受取手形及び売掛金」の多さです。売上高に占める割合が多すぎる。

そこで、売上債権(=受取手形+売掛金)の回収速度をチェックする売上債権回転率を調べてみました。結果は、図にも書いてありますが、約2.7(回転)とかなり悪い数字が出てきました。

それで、オーネックスの経営が悪いのか、それとも事業自体がそういうビジネスであってしょうがないことなのかを調べる必要が出てきました。同業他社が同じように売上債権回転率が悪ければ、事業自体が悪いのであって、オーネックス自体は悪くないと考えられるからです。

そこで・・・ピックアップしてきたのは日本パーカライジング (4095)です。上場していて熱処理事業を行っている会社がこれくらいしか見つかりませんでした(><)日本パーカライジングは、オーネックスより事業を幅広く展開していて、さらに海外にも積極的に進出している企業でPERも23倍とそれなりに評価されている企業です。では、下の図を参照(単位:百万円)して下さい。

日本パーカライジング財務

注目の売上債権回転率ですが約2.9(回転)と、オーネックスとほとんど変わらないことが分かります。まだ2社しか調べてないのですが、売上債権回転率に関してはほぼ問題ないというのが私の結論です。少なくともオーネックスの売上債権観点率が悪いのが理由で株価が低迷する心配はないと思います。

まとめますと、

オーネックスの財務は良好とは言えない。しかし、それも改善傾向にあるし、同業者と比べれ大きなば問題はない。オーネックスの魅力は、財務の悪さを払拭するほどの事業の好調さと割安さにつきる。

以上。

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いつか就職する企業を株的に調べてください。

上場している企業なら、倒産しないかどうか、くらいはすぐ分かるよ(w

売上債権回転率を同業他社で比較するのは、さすがって思いました。(自分は結構適当w)
業績も順調で株価も右肩上がりですね。

オーネックスに関してはかなり強気です。なので失敗したら笑ってください(w

とりあえず、もう少しホールドしてみます。四季報発売後にもう一回考えて、それが良かったら次に、中間決算でもう一回考えてってな感じでいこうかなと。
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