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ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて

図解でわかる ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて図解でわかる ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて
田渕 直也


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リスクプレミアムと期待リターンに関して学びたかったので買ってみました。ランダムウォークの理論、市場の効率性、行動ファイナンス、敗者のゲームの話など、現代の投資理論の真髄が結集した本でした。これらの「市場の本質」は投資理論の基礎中の基礎だと思うので、興味ある方は読んでみることをおススメします。

本書で何回も言っているようにマーケットにおいて確実なものは何もありません。マーケットに渦巻く不確実性にどう対処するか?これが重要な点です。上記に示した論理を知った上で「自分自身で考え、納得した投資方法を確立する」ことが大切なんだなと改めて思いました。

個人的には今まで自分の中になかったリスクプレミアムの概念が新鮮で面白かったです。リスクプレミアムとは、「リスクの対価として受け取る超過リターン」のことです。簡単に言えば、リスクを負う人は、それ相応の不安(苦痛)を負うことになるんだからその分のお金を余分にもらえるということです。リスクプレミアムはリスクを極端に嫌う人間の心理構造から生まれてくるもので、リスクの高いものほど期待リターンそのものが大きくなるという性質を持っています。歴史的に見ると不良債権などには分厚いリスクプレミアムが存在したみたいです。バフェットが買う割安株というのも、広義な意味で不良債権と同じようにリスクプレミアムが大きい投資対象なのでしょう。

「リスクプレミアムの周期性」という章の、以下の文がとても印象的でした。

リスクプレミアムは人が嫌がることの対価です。あまり精神的な拒否感を感じないような環境であれば、それはすでにマーケット全体が過信状態に入っている危険性を示唆します。

ようは、みんなが投資に対して不安を抱いているときに投資をすれば分厚いリスクプレミアムの恩恵に授かれるが、みんなが不安を感じないようなマーケットになれば、リスクプレミアムは消失してしまっているということです。このあたりはかなりためになりました。

リスクとそれに伴うリスクプレミアムの話は、サラリーマンと経営者(起業家)の関係にも通じる話だと思います。起業するということは物凄くリスクの大きいことで、多くの人がやりたがらない、するとそこに大きなリスクプレミアムが存在する。要するに、大きな視野で見れば、サラリーマンになるより起業した方がリスクを差し引いても、プレミアム(名誉?知名度?お金?)を得ることが出来るのです。経営者はリスクを背負っているので、その対価としてサラリーマンより多く(リスク+リスクプレミアム)の給料を貰うことは論理的にかなっているのです。

こういった意味においては、「人と違うことをする≒挑戦する≒リスクを取る」ということは、結構大切なことなんだなと思いました。まさに、「人の行く道の裏に花あり」とはよく言ったものです。



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思う

非常にわかりやすい
ブログ見てて思うのは、本当短期間なのに文章書くのうまくなったね~

>恒松

>非常にわかりやすい
ありがとう♪これからも、なるべく分かりやすく書いていきますので、よろしくお願いします。
あっ、それと立川のおススメのcafe発見!
LAF-RAFってcafe♪店員さんも可愛いしおススメですw
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