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無思想の発見

無思想の発見無思想の発見
養老 孟司


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前回の『バカの壁』に続いて、養老さんの本です。

著者は、誰もが当たり前のように考えていることを、なぜそれが「当たり前」になっているのか?なぜこうじゃないのか?と常に疑問をとなえなつつ、それについての独自の見解を述べていきます。「不変かつ普遍の真理」を追究している著者の姿勢が随所でうかがえます。

題名からも分かるように前回の『バカの壁』よりは、より哲学的な話になっています。今回のテーマは「無」と「意識」と「感覚世界」と「概念世界」でしょうか。

感覚世界(現実)と概念世界をつなぐ言語能力に障害があると、特定の物体を概念化できなく、それが「天才的」な能力の発達につながるという話は面白かったです。

僕達が、あるリンゴを見たときそれは「リンゴ」という言葉を介して脳が「一般的なリンゴ」として認識するが、言語能力に障害がある天才は、そのリンゴを言葉によって概念化できないので「特定のリンゴ」として認識する。だから、天才はそのリンゴを「特別なリンゴ」として見ているので、細部まで正確にデッサンできる。そういった意味で、「何もかもを概念化してしまう言葉というものはきわめて乱暴なものである」と言っていました。

この著者の2作品を読んで、著者は物凄く自分で考える能力に長けている人だなというのが印象を受けました。自分もいつかそういう風になってみたいです。

昔、ある後輩に「人の能力で一番大切なものは、自分の考えを変えられる能力だと思うよ。」と話したことがあります。ぼくがそう思うのには深いわけがあるんですが、今回はそれは置いといて、この話には「じゃあ、いつになったら、どうなったら、本当の自分に出会えるの?」というどうしても自分では解けない謎がありました。

たまに一人で考えたりもするんだけど、どうしても解けない謎。この本にその答えが書いてありました。養老さん、ありがとうございました。

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非公開コメント

この人好き。
バカの壁。超バカの壁。読んだけど。
一元論じゃないとことがいいよ。ああすればこうなるじゃねーんだよ。って感じがさ。

今度、超バカ貸してくれw
養老さんはいいね~。ファンになりました。
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