キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライキャッチャー・イン・ザ・ライ
J.D.サリンジャー 村上 春樹


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50年以上も前に書かれた小説が今なお版を重ねている理由が知りたかったので読んでみました。学校を退学にさせられた主人公のホールデンが思い出話を語るという話です。

キーワードは文中に幾度も出てくる「インチキくさい」「うそ臭い」といった言葉だと思います。

ホールデンは、自分の身の周りにいる人を常に批判していきます。例えば、牧師については、「はっきり言っちゃうと、僕は牧師というものに我慢が出来ない。(中略)やれやれ、あの声がほんとにたまらないんだよ。あれってほんとにインチキっぽいしゃべり方なんだもんな。」といった具合です。こんな話が永遠と語られていきます。

別に盛り上がるわけでもないこの小説がなぜここまで読まれているか。多分、ホールデンの社会に対する批判とやるせない気持ちが読者の心を打ってきたからだと思います。

Wikipedia(参照)には以下のように書かれています。

攻撃的な言動、アルコールやタバコの乱用、セックスに対する多数の言及、売春の描写などのため、まだピューリタン的道徳感の根強い発表当時は一部で発禁処分を受けている。 若者の熱狂的な支持と体制側の規制は、アメリカの「暗部」の象徴としての役割を負うことになった。ジョン・レノンを射殺したマーク・チャップマンも、レーガン元大統領を狙撃したジョン・ヒンクリーも愛読していた。 現代においても、未だに禁書として扱われるところもある。

多くの人に多大な影響を与えてきた小説だそうです。個人的には、この小説を読んでピンと来るものは無かったし、共感することもなかったので暗殺なんかしなくてもすみそうです。

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ひさしぶりのコメントです♪
え、あたしその本買ってまだ読んでないんですけど…(+´∀`+)そこまでの本なんですか??んーとりあえず早く読んでみます。

村上ファンなので買ったのですが、これは途中で挫折して古本屋に売ってしまいました。「ウダウダ文句ばっか言ってんじゃねーーー」って気分になりません?(^-^;
もっと多感な時期に読んだら、何か思うところがあったのかな・・・?

>まめ

あー買っちゃったのか。
そんなに面白くないから、ささっと読んじゃいな。

>まにゃさん

>「ウダウダ文句ばっか言ってんじゃねーーー」
確かにそうですよねw

たぶん、ホールデンは精神異常者っす…。

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