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ノルウェイの森

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村上 春樹


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またまた村上春樹ワールドにどっぷりつかってしまいました。上・下巻にわかれる長編恋愛小説。自分の感情とうまく折り合いをつけることが出来ない男女の物語です。

物語の中で、親友を失ったときに主人公は「死は生の対極としてではなく、その一部として存在する」ということに気がつく。しかし、その4年後に愛する恋人の直子を失ったときに主人公はその気づきを思い改めることになります。その場面が心に残りました。

「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」
たしかにそれは真実であった。(中略)
しかし、それは我々が学ばねばならない真理の一部でしかなかった。

あるとき「これが真理だ」と悟ったようなことでも、後々振り返って考えてみるとそれは「真理のごく一部でしかなかった」ということは往々にしてあるようです。(ここに村上春樹のメッセージが込められている気がします。)

真理を探究すること(=考えること)は大事だけれどあらゆる物事に対して深刻に考え過ぎてしまっては自分の精神が持たなくなる、ということをこの小説を通して学びました。どうせ、ぼくらは限りない堂々巡りをしているに過ぎないんですもんね。

「あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと―。」

これは単なる現実逃避の域を超えて、(喪失と苦悩を繰り返す)ぼくらを救ってくれるメッセージなのかもしれない。

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      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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