投資銀行―日本に大変化が起こる

投資銀行―日本に大変化が起こる投資銀行―日本に大変化が起こる
岩崎 日出俊


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サバイバルとしての金融』の著者が、「日本の金融」や「投資銀行とは何か」について説いた一冊。本格的な業界再編・企業買収の波が押し寄せる中、投資銀行の役割が増していくと主張していました。

以下の言葉が著者の考えの根底にあります。

日米双方のビジネスの世界を知れば知るほど、私は「日本は資本主義、市場主義をもっと進化させ発展させなければならない」と考えるようになった。そうすれば「経済はもっと効率化し、成長して、社会全体に行きわたるパイ(富の総和)は確実に増える」と私は考えている。

確かに著者が言うように、日本の資本主義がもっと発展すれば、経済はもっと効率化して富の総和は増えると思います。しかし、その恩恵を受けるのは日本の国民じゃなくて、巨大な資本をバックに荒稼ぎが出来る外資なような気がしなくもない。

「富の総和」が増える―、それが本当に良いことなのかどうかってことはよく考える必要があるかもしれません。富の総和を増やすことは大事ですが、それ以上にその富の配分に不公平が起こってしまっては元も子もないってことです。

個人的には、本書よりも前著『サバイバルとしての金融』の方がおススメです。

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