スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

希望の国のエクソダス

希望の国のエクソダス希望の国のエクソダス
村上 龍


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが希望だけがない。」

この本が2000年の発刊だと知って衝撃を受けました。最近、『下流社会』だの『国家の品格』といった著書がブームになりましたが、本書にはそういった日本の問題の諸々が既に書かれていました。

本書には、村上龍の強烈なメッセージが込められています。以下、印象に残った文を抜粋してみました。

「でも歴史的に考えてみると、それは当たり前だし、戦争のあとの廃墟の時代のように、希望だけがあるという時代よりはましだと思います。 (中略) 生きていくために必要なものがとりあえずすべてそろっていて、それで希望だけがない、という国で、希望だけしかなかった頃とほとんど変わらない教育を受けているという事実をどう考えればいいのだろうか。」

「大人たちに同情すべきところもあります。 (中略) 許せないのは、意気消沈して、昔を懐かしがって、愚痴を言うことです。昔はよかった。ものはなかったが、心があった。そんなに昔がよかったのなら、どうしてそのままにしておかなかったのですか?」

教育・メディア・経済など日本を取り巻く環境について、いろいろ考えさせられる作品で面白かったです。(特にP320くらいまではオススメ。)

(何不自由なく生きている)養鶏場の鶏って幸せなのかな?答えは出そうにない・・・。けどまぁ、こんなことを考えている余裕のある僕らが幸福であるのは間違いないんだろうな。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
未分類 (196)
  • 読書 (438)
  • 投資 (27)
  • 写真 (132)
  • TED (7)
  • プロフィール

    masato

    • Author:masato
    • 「無知による機会損失は計り知れない。」

      機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できない損失のことを言う。

      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
    最近の記事
    月別アーカイブ
    ブログ内検索
    RSSフィード
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。