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モモ / ミヒャエル・エンデ

モモモモ
ミヒャエル・エンデ 大島 かおり


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生きる意味とは何か?普遍的な問いに挑むミヒャエル・エンデの名作。

不思議な魅力を持った女の子「モモ」と、人々に時間の貯蓄を促す「時間貯蓄銀行」の灰色の男たちの物語。

『モモ』を読むのはこれで2度目になります。1回目は小学生の頃かな。今回の読書では、小学生の頃とはちがって作品の奥にこめられている深いメッセージに幾度となくハッとさせられました。

(つくづく読書という行為は、読み手の知識や価値観やそのときの感情といったものに左右される代物なんだなって思った。もちろん読書に限らず全ての創作品について言えることなんだろうが。)

実はこの本を読んでから1ヶ月以上経っていますが、いまだにエンデのメッセージを自分の中で消化できずにいます。そんな強烈なインパクトをこの本は僕に与えてくれました。この本を読むことによって人生が変わってしまう人がいても不思議ではない気がします。

それくらい、多くの人の価値観を根底から覆してしまうほどの魅力をこの寓話は持っているということです。

勇気のある方は是非読んでみて下さい!

僕らも知らず知らずのうちに時間貯蓄銀行の灰色の男達に時間を牛耳られているのかもしれない、と考えると少し感傷的になってしまいました。物語の中盤でモモ達の敵である灰色の男が言った次の言葉が印象に残っています。

「人生ではだいじなことはひとつしかない。それは、なにかに成功すること、たくさんのものを手に入れることだ。ほかの人より成功し、えらくなり、金持ちになった人間には、そのほかのもの―友情だの、愛だの、名誉だの、そんなものはなにもかも、ひとりでにあつまってくるものだ。」

就職という人生の契機を前にして、人生の壁にぶつかった気持ちです。これを乗り越えなくちゃこの先はやっていけないんだろうな。(その壁は、そうとうな勇気と覚悟がなくちゃ乗り越えらえそうにない気がする。)

この本は時間をかけて何回も読み返してみたい作品です。次に読むとき僕は何を思うのだろう?。10年後にまた『モモ』を読み返して、そのときの自分にこう聞いてみたい。

「君は今幸せですか?」


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【ミヒャエル・エンデ】について

ミヒャエル・エンデミヒャエル・エンデ(Michael Ende, 1929年11月12日 - 1995年8月29日)は、メルヘンのお膝元、ドイツの児童文学作家。ドイツ南部のガルミッシュ=パルテンキルヒェンで生まれた。父はシュールレアリスム画家のエドガー・エンデ。日本との関わりは深く、1

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