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外国為替のしくみ

<入門の金融>外国為替のしくみ<入門の金融>外国為替のしくみ
小口 幸伸


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まさに外国為替の教科書。ここまで堅実に外国為替について基本的なとこから解説してくれる本は他にないんじゃないでしょうか。

目次は以下の通りになってます。

1章 外国為替とはどういうものか―外国為替の全体像を理解する
2章 外国為替市場のしくみ―外為取引はどこで、どのように行なわれるのか
3章 外国為替相場はこうして決まる―需要と供給でレートが決まる
4章 リスクとリスクヘッジのしくみ―リスクを把握し、適切なヘッジで損失を防ぐ
5章 ディーリングの手法―「安く買って、高く売る」ことの実践法とは
6章 市場介入とはどういうものか―中央銀行が市場で行なう為替取引
7章 代表的な通貨の特徴―通貨の動きには、それぞれ特徴がある
8章 通貨オプション取引のしくみ―買う権利、売る権利も売買される
9章 レートの動きの読み方と情報の利用法―レートが動く基本的しくみを理解

その中でも4章にある「ミスマッチポジションとリスク」という話が面白かったです。以下、その要約。

通貨、金額、機関のうちひとつでも異なったポジションがあるときは、ミスマッチポジションであるといい、レートリスクが発生する。ミスマッチポジションを故意に作って利益を狙う場合もあるし、やむを得ずミスマッチポジションができてしまう場合もある。

やむを得ずミスマッチポジションができてしまうできてしまう例としては、発展途上国が国際金融市場で資金調達をする場合が挙げられる。一般的に、途上国は資金不足のため、国内のインフラ整備などに必要な資金を海外からも調達する。

資金調達の方法はいくつかあるが、たとえば国際金融市場で債権を発行して資金調達する場合、債権の発行はドル・ユーロ・縁・ポンド・スイスフランなどの主要通貨に限られる。すると、資産と負債では通貨が異なってしまい、返済時には為替レートのリスクを負わざるを得なくなる。

1998年のアジア通貨危機の際、アジア諸国は短期のドル資金を借り入れ、国内の長期プロジェクトの資金に充てていた。つまり、通貨と期間のミスマッチポジションを多額に抱えていたわけ。ところが貿易収支の悪化などで信用不安が出てくると、短期資金は一切に国外に流出した。長期プロジェクトは資金不足になり、株式市場は暴落。現地通貨が売られ、通貨の切り下げ→外貨借入額の実質的増加、の悪循環に陥り、通貨危機に見舞われた。

こういった話を知ると、途上国や高金利通貨への投資が怖くなってきますね・・・。南アフリカのランドなんて長期で見れば全く信用なさそうだし。だいたい2010年の南ア開催のW杯って無事に開幕出来るんでしょうか??いちサッカーファンとしても気になるとこです。

(南アでワールドカップってリアルにヤバイ気がする。人口の20%がエイズ、世界有数の犯罪発生地、交通機関未整備、現時点でスタジアム未完成・・・。こんなところに世界中のサポーターが集まったらとんでもないことが起こりそう。無事、みんなが生きて帰ってこれるか心配になってしまいます。)

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新着から来ました。日記を読まさせていただきました。楽しかったので又来ます。こちらは「天然石のお話」について書いてます。

>tunebassさん

こんにちわ。天然石ですか。
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