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APIについて知りたかったので読んでみた。RSSやAtom、AjaxなどWebサービスの前線にある技術・手法についても書かれていて勉強になった。
ここ数年で大成功しているAmazon・はてな・GoogleといったWebサービスに共通する点はオープンなサービスであるということ。これらのサービスは、「究極のユーザーフレンドリー」を目指しつつも、同時に「効率的にユーザーおよびギークの集合知を集積する仕組み」を実現している。
「究極のユーザーフレンドリー」はIT企業であれば昔から目指していたものなんだろう。けれど今起こっているのは、自分一社でサービスを完結させるよりも、それを群集の叡智に任せてしまった方がいいんじゃないの?という流れである。そこから見えることは、本当に優秀な人および会社というのは「自身一人の能力より集団の方が賢い」ということに気がついていたということなんだと思う。このことは『「みんなの意見」は案外正しい』で見てきた通りだ。
その「群集に叡智」について、1月4日梅田氏がブログにこんなことを書いていたので取り上げておく。
やはり改めて「Wisdom of Crowds」(群衆の叡智)とは、とてつもないことで、何もまだ始まっていないのだな、と思う。これまでは人間の脳という物理的な制約の中に閉じ込められてきた個人の経験や思考が、これからは他の人たちとゆるやかに結びつき始めるのである。そういう「Wisdom of Crowds」元年がまさにいま始まろうとしているのであって、そういう未来を垣間見せるきっかけとなった初期の道具としてのSNSやブログの枠組みが今のままで「終わり」であるはずがなく、イノベーションには「踊り場」がつきものなのでどういうタイミングで何が起こってくるかは予想できないが、「次の十年」の最重要キーワードは相変わらず「Wisdom of Crowds」なのだ。
(梅田氏ブログのエントリー『「Wisdom of Crowds(群衆の叡智)」元年』から部分抜粋)
長い目で見れば、人は協調行動を取る方向に進化していっているんだなぁと改めて思った。
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