百年の愚行

百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY 百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY
池澤 夏樹 アッバス・キアロスタミ フリーマン・ダイソン


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環境破壊、乱獲、戦争、差別・迫害、大量廃棄・・・etc。これらはわれわれ人類がもたらした20世紀の負の一面である。人と自然の共存関係はどこへ行ってしまったのだろうか?一体、人は何になろうというのだろうか?本書は、20世紀における人類の「愚行」を100枚の写真とともに紹介した一冊である。

最近話題になっている「不都合な真実」よりも、本書「百年の愚行」の方がスゴイということだったので読んでみた。

さっそく読んでみた感想だが、とにかくスゴイ。それは、目を背けたくなるような真実たちがこの一冊の本に詰っていて、それらが切実に地球の危機をぼくらに訴えかけてくるからだ。読んでいる最中は、迫力のある写真に何度も眼を奪われる。それと同時に何度もショックで言葉を失う・・・。

著者が警告しているように、今まさにわれわれは地球規模の危機に瀕している。それはもう一時的な妥協では済まない段階に来ているのだと思う。

資源には限りがあるということ。それでも人口は増え続けるということ。そのために資源の奪い合いは必然的に起こるということ。環境破壊がもたらす種の消滅は取り返しがつかないということ。先進国の多くの人が肥満で悩む一方で、途上国では約8億人が慢性的な栄養失調であるということ。こういった危機の元凶は言うまでもなくわれわれ自身の文明にある。

もう一度言う。われわれは地球規模の危機に瀕している。一時的な妥協ではもう済まない。次の世紀に同じ過ちは許されない。そのためにも、この「100年の愚行」から目を背けてはならない。

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テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

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