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次世代ウェブ グーグルの次のモデル

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佐々木 俊尚


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もはやウェブ上に有益な情報が満ち溢れていることを否定する人はいないだろう。しかし、そういった有益な情報をきちんと探し出せているのか、といったことに関してはまだ懐疑的な感はいなめない。つまり、これから問題となってくるのは「いかにして個人にとって有益な情報を見つけ出してくるか」ということになる。

そもそもウェブ探索におけるもっとも重要なツールは検索エンジンである。この覇権争い第一章はグーグルが制したわけだが、今後もグーグルの覇権が安泰というわけではないらしい。それは検索エンジンの開発が次の段階に差し掛かっているためであって、その点に関してSteve Johnson(ChoiceStreamのCEO)という方がこんなことを言っている。

個人の好みを完全に把握するには、単なるキーワードからの推測の域を超えて、その人が検索を実行しようとしている瞬間の意向をとらえる必要がある。時間が経っても変化しない振る舞い(例えば節約志向か贅沢志向か、冒険派か慎重派かなど)に加えて、そのときどきによって変化する振る舞い(新型コンピュータの購入、プロジェクトのリサーチ、休暇の計画など)も考慮するのが、本当の意味でパーソナライズされた検索というものである。個人のオンライン上での最近の振る舞い(可変要素)と個人の人物履歴とでもいうべきもの(不変要素)を組み合わせれば、その人の本当の好みと検索時点での意向を汲み取るためのコンテクストを検索エンジンに渡すことができる。・・・パーソナライズされ、毎回その人に最も適合する検索結果を返してくれる、そんなエンジンが登場したら、業界トップのエンジンとして時の試練にも耐えることができるだろう。
CNET「パーソナライズ検索、グーグルが探し当てていない正解とは」から抜粋

まぁ、「単なるキーワードからの推測の域を超えて、その人が検索を実行しようとしている瞬間の意向をとらえる必要」があることなんてグーグルは百も承知しているんだろうし、「パーソナライズされ、毎回その人に最も適合する検索結果を返してくれる、そんなエンジン」をどうにかして創り出そうとしているのが今のグーグルなんでしょ。僕が思うに、この土壌でグーグルに勝つ企業が現れることはないと思う。なぜなら、検索ログにしてもHP履歴にしても、ユーザーに関するあらゆるデータをグーグル以上に持っている企業はないからだ。

だがしかし、グーグルに欠けているのは「ユーザーの横のつながり」の部分だ。こういったソーシャルな部分、つまり「ユーザーの思考」といった観点でのデータをもっとも保有しているのはソーシャルブックマークをはじめとするソーシャルメディアだ。次世代ウェブを制するのは、このあたりと検索エンジンの融合のような気がしてならない。といっても、そんなこともグーグルは百も承知なんでしょうから恐ろしや。

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      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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