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地下室の手記

地下室の手記地下室の手記
ドストエフスキー 安岡 治子


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ロシアの文豪ドストエフスキーの代表作のうちの一つ。地下室に40年こもったキチガイな男の独白を通じて、理性による社会の進化を否定し、非合理的で自己矛盾を内包した人間の本性を主張するという趣旨の作品である。

もうすっかり言ってしまうなら、理性の論理と算数に保証された自分にとって本当の利益に逆らわないことが実際に人間にとって常に有益であり全人類のための法則である、などと、どうしてあんた方はそれほど確信を持って言えるのか?それは今のところ、あんた方の単なる仮定の一つに過ぎないじゃないか。(p66~p67)

こういったドストエフスキーの理念は、理性の重要性を説き楽観的な世界観を示したカントの対極に位置するものである。カントの理念に強い影響を受けている僕は、ドストエフスキーを読むといつも頭をガツンと殴られたような感覚をおぼえる。

「深淵をのぞく時、 深淵もまたこちらをのぞいているのだ」というニーチェの言葉があるように、あまり深みにはまらないように・・・。

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      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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