スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか?

4756150772過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042) (アスキー新書 42)
池田 信夫
アスキー 2007-12-10

すべての情報がデジタル化され、コンピュータで処理されるようになる。ムーアが示したとおり、情報の処理コストは、恐ろしい速度で低下している。言い換えれば、デジタル情報は限りなく安く、豊富になるのである。このため、情報の供給はつねに需要を上回り、過剰になる。

過剰な情報は、それが消費するものの希少性を意味するようになる。情報が消費するもの、それは情報を受け取る人の関心を消費するのである。人の関心は希少性が高まり、そして人の認知活動がボトルネックにもなる。だから、個人の関心を効率的に配分するメカニズムをつくったグーグルが成功したのも偶然ではない。

情報が自由財となって今、価値があるのは特定の個人がどんな嗜好を持っているかといった個人のプロファイルとなった。

一方で、インターネットを生み出した資本主義は、あくなき利己主義と急激なイノベーションに駆り立てられる個人・企業を土台に成り立つダイナミックな、しかし危険なシステムである。それは「かくも巨大な生産手段や交通手段を魔法で呼び出した近代市民社会は、自分が呼び出した地下の魔物をもう使いこなせなくなった魔法使いに似ている」というマルクス=エンゲルスの予言を思い起こさせる。

そんな時代に生きる僕らだから、この超競争社会である資本主義社会と上手くつきあう方法を見つけなければならない。

インターネットというものは、おそらく100年に1度あるかないかの強烈な破壊的イノベーションである。今は、インターネットがもたらす破壊的な大変化の、おそらくまだその途中にしかすぎない。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
未分類 (196)
  • 読書 (436)
  • 投資 (27)
  • 写真 (132)
  • TED (7)
  • プロフィール

    masato

    • Author:masato
    • 「無知による機会損失は計り知れない。」

      機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できない損失のことを言う。

      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
    最近の記事
    月別アーカイブ
    ブログ内検索
    RSSフィード
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。