肥満と飢餓

4861822904肥満と飢餓――世界フード・ビジネスの不幸のシステム
ラジ・パテル 佐久間 智子
作品社 2010-08-31

なぜ10億人が飢え、10億人が肥満になっているのか。

本書の主張は、「フードシステムは、食料を清算している人々と、これを食している人々の双方を犠牲にする形で成り立っている」というもの。

私たちは、総消費のおよそ2割を食費に回しているが、生産者の手取りはその10%程度にしかすぎない。残りのほとんどが流通(36%)、食品工業(27%)、外食(18%)などの食品関連産業に費やされている。

地産地消、旬産旬消という以前は当たり前だった食のあり方を、現代的な形でよみがえらせることによって地域の生産者と消費者がともに元気になり、つながりを深め、地域の経済と社会が豊かになる。地産地消と呼ばれる小さな流通こそ、食料価格を安定させ、同時に生産者の生業を保証する一つの方針となる。

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