答えは相手の内にあると信じる「目からウロコのコーチング」

4569670202目からウロコのコーチング―なぜ、あの人には部下がついてくるのか? (PHP文庫 は 46-1)
播摩 早苗
PHP研究所 2008-04-01

自発的な行動を促す

コーチングとは、会話によって空いての優れた能力を引き出しながら、前進をサポートし、自発的に行動を促すコミュニケーションスキル。

答えは相手の中にあると信じる

「答えは、そのひとの中にある」がコーチングの大前提。答えを相手が持っていると信じるからこそ、自発的な行動を促すことが出来る。一方、指示・命令とは、答えを自分で出し、その答え通りに部下に行動をさせること。つまり操作すること。指示・命令にあるのは「相手は無力」という考え方であり、支配従属的な関係。

基本は「質問」すること

人は「考えろ」と命令されても考えられない。考えさせたかったら「質問をする」ことが一番有効。潜在能力は「質問」され、その答えを探すことによって引き出される。

サポートは各々に合わせる

現状をみるとどの部下に対しても同じ方法で指示をし、同じ結果を求めている上司が多い。上司が出来たからといって部下全員に同じ方法と結果を求めるのは独善。部下一人ひとり違う背景や環境を持っているわけなので、コーチングによるサポートは、各々に合わせて行うことが鉄則。

成長実感が仕事の喜びと充実に繋がる

知識を吸収し成長すること、今まで困難であったものが独力でできるようになることこそが、仕事の魅力。楽しさ、喜びは仕事の幹。これを支えてあげる必要がある。

コーチングにならない原因の一つとして、問題解決に自分ものめり込んでしまう傾向があげられる。最善の解決方法を自分が見つけてあげて、有能さをアピールすることがコミュニケーションの目的になりがち。こういう傾向の強い人は、相手の弱点の指摘・指示・命令に走りやすい。

相手を変えようとしている間は変わらない

Iメッセージとは今ここで私たちの感じ方・思いを率直に表現した言葉。相手に変わってほしいと強く願うあまり、相手をトラブルの原因としてメッセージをつくり、伝えることは、実は本当に願うところとは全く対極の効果をもたらす。「あんたのせい、私は正しい」と伝えるのではなく、「私はこう思う」と素直に語る。Iメッセージは、相手を勇気づけ、動かし、刺激し、行動させる。

信じる力は心のゆとりのバロメーター

私たちは心にゆとりがないと相手の話を受け入れるスペースがありません。自分自身の日々の業務に追い立てられてしまうと、部下の話を聴けない状況になる。忙しいと、物事の重要度を見失いがちになる。

エネルギーロスは成功を妨げる

プロのコーチは相手の精神的基盤を強化し、相手が自分の目標に向かって力強く進めるように、パワフルで、妥協や甘え、矛盾のない内面をつくりあげることをサポートする。

エネルギーには肉体的エネルギーと、エモーショナルエネルギーがある。限りあるエモーショナルエネルギーを無駄に費やさず、達成したい目標に投じるかがコーチングでは重要なポイント。

過去に気がかりがあり、目標に集中できない状態を「未完了」という。未来の可能性は心に空間がなければ生まれない。未来のために必要な空間が過去の未完了によって埋められると可能性が生まれる空間がなくなる。未完了は、そこから学ぶこと、そこで終了すべきことを切り離して完了しえおく必要がある。

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    • 「無知による機会損失は計り知れない。」

      機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できない損失のことを言う。

      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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