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明治維新の舞台裏から学ぶ誠心誠意の心『氷川清話』

4121601351氷川清話 夢酔独言 (中公クラシックス)
勝 海舟 勝 小吉 川崎 宏
中央公論新社 2012-08-09

西郷隆盛の言行一致、胆力

談判になると、西郷はおれのいうことをいちいち信用してくれ、その間に一点の疑念も挟まなかった。「いろいろむつかしい議論もありましょうが私が一身にかけてお引き受けします」西郷のこの一言で、江戸百万の精霊も、その生命と財産とを保つことができ、また徳川氏の滅亡を免れたのだ。

島津斉彬公に学ぶ事を成すために大切なこと

島津斉彬公はえらい人だった。西郷を見抜いて、庭番に用いたところなどは、なかなかえらい。公は2つのことを教えてくれた。それは、人を用いるには、急ぐものではないという事と、一つの事業は十年経たねばとりとめのつかぬものだという事。この2つだった。

若い時には功名心を利用して色欲を焼き尽くす

若い時のやりそこないは、大概色欲からくるもので、孔子も「これを戒むること色にあり」と言われたがそのとおりだ。しかしながら、若い時には、この色欲を無理に抑えようとしたって、それはなかなか抑えつけられるものではない。ところがまた、若い時分に一番盛んなのは、功名心であるから、この功名心という火の手を利用して、一方の色欲を焼き尽くすことができれははなはだ妙だ。

そこで情欲が盛んに発動してきた時に、じっと気を静めて、英雄豪傑の伝を見る。そうすると、いつの間にやら、段々功名心に駆られて、専心一意、ほかのことは考えないようになってくる。こうなってくれば、もうしめたものあ。今の書生連中も、試みにやってみるがよい。

口や筆で事は運ばない。胆力が一番必要だ

今の若い人は、どうもあまり才気があって、肝腎な胆力というものが欠けているからいけない。いくら才気があっても、胆力がなかった日には何ができるものか。天下の事は、口頭や筆端ではなかなか運ばない。何しろ今の世の中は、胆力のある人が一番必要だ。

時勢は人を造るものだ。

要するに処世の秘訣は『誠』の一字だ。

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