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文脈の豊かさ、引出しの多さがセンスを生む『戦略読書日記』

戦略読書日記 〈本質を抉りだす思考のセンス〉
戦略読書日記 〈本質を抉りだす思考のセンス〉楠木 建

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経営センスは実践で磨く

経営スキルとセンスは違う。センスは仕事の中で磨くことができる。もっとも有効なのは実際に経営者として戦略をつくって動かすという経験をすること。要は場数を踏むこと。センスとは「文脈に埋め込まれた、その人に固有の因果論理の総体」を意味する。平たく言えば引き出しの多さ。経験の質、量、幅と深さが引出し能力を形成する。三枝さんの本を読むと、戦略をつくるセンスがその人の文脈に固有の因果論理の総体であるということがよく分かる。

文脈の豊かさ強固な論理の源泉となる

情報があらゆるメディアから送り出されてくる。しかし、そうした情報のほとんどは断片にすぎない。論理を獲得するための深みとか奥行きは文脈の豊かさにかかっている。情報の断片を前後左右に広がる文脈のなかに置いて、初めて因果のロジックが見えてくる。読書の強みは文脈の豊かさにある。空間的、時間的文脈を広げて因果論理を考える材料として、読書は依然として最強の思考装置だ。

具体策をどれだけ抽象的に本質的に考えられるか

柳井さんはどんな具体的な問題であっても、必ず原理原則の抽象レベルにまで問題を引き上げ、ことの本質を突き詰める。そのうえでもう一度具体的な問題に降りてきて、意見や判断を述べる。柳井さんの思考は目の前で起こっている具体的な物事と抽象的な原理原則の体系と常時行ったりきたりしている。具体と抽象の振れ幅がとんでもなく大きい。最終的には具体策。けれどそれをどれだけ抽象的に本質を考えられているかが大事。経営者の能力は、どれだけ大きな振れ幅で、どれだけ高頻度で、どれだけ速いスピードで具体と抽象を行ったり来たり出来るかで決まる。

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    • 「無知による機会損失は計り知れない。」

      機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できない損失のことを言う。

      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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