徳と知の両立『諸葛孔明』

諸葛孔明〈上〉 (中公文庫)
諸葛孔明〈上〉 (中公文庫)陳 舜臣

中央公論社 1993-10
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三国志時代、蜀の劉備に仕えた名将諸葛孔明の生涯について書かれた歴史小説。

諸葛孔明というと優れた策謀家というイメージが強い。それはそれで間違いないが、この本を読んで思ったことは諸葛孔明は私心がなく天下のために尽くした人物ということ。それが劉備の信頼を勝ち取り重宝された理由だと思った。

2014年は三国志含む様々な著書から「感情の大切さ」を学んだ1年だった。歴史を紐解いてみると、活躍するリーダー層には感情豊かな人物が多い。感情は私たちが活動するための重要なエネルギー源であることが分かる。

2015年は、2014年学んだことを活かして、自分の内なる声に忠実に思うままに活動してみたいと思う。それがエネルギッシュな自分を生みだすと信じて。

情熱と個人的な原体験、ストーリーが人を動かす『TED 驚異のプレゼ』

TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則
TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則カーマイン・ガロ 土方 奈美

日経BP社 2014-07-19
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TEDのプレゼン本。出会えて良かった。情熱が人を動かす。

法則1:内なる達人を解き放つ

人々の心を動かすリーダーとして成功するのは、心からの情熱と熱意を表現できるスピーカーだけ。あなたが本当に情熱を感じるものこそ、あなたが伝えるテーマ。それは聴衆を魅力するはず。

聴衆の心を動かす最初のステップは自分自身が感動するとこだ。自分が本当はなに情熱を感じるのか、確かめる1番簡単な方法は、わたしのハートが歌い出すきっかけは何だろうと自問することだ。

法則2:ストーリーの技術をマスターする

個人的で意外性のある話。ヒーローと悪役を作る。感情、共感を引き出す。

法則:3会話のように話す

ジェスチャー。癖にきをつける。エネルギッシュになっておく。誠実に話す。

その他の法則

法則:4みんなが知らないことを教える

法則:5驚きの瞬間を演出する

法則:6ユーモアは軽快に

法則7:18分ルールを守る

まず、ヘッドラインを作る。ヘッドラインを支える3つのキーメッセージ。キーメッセージをストーリー、データ、具体例で補強する。メッセージマップを作ろう。

法則8:五感を刺激して記憶に残す

法則9:自分らしく語る

ありのままの自分で堂々と語ろう。家族や友人の前でプレゼンを披露すると誠実さが高まる。

春風のように接すること、立志の大切さを学べる『最強の人生指南書』

最強の人生指南書(祥伝社新書205)
最強の人生指南書(祥伝社新書205)齋藤 孝

祥伝社 2010-06-01
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佐藤一斎(言志四録)の解説・名言集。人生の糧にしたい名言を抜粋

春風のように人に接する

春風を以て人に接し、秋霜以て自ら粛(つつし)む

人に対するときは、春風のように穏やかで和やかな心、伸びやかで寛大な心で接し、自分に対するときは秋の霜のように鋭く烈しく厳しい心で律していかなければならない。個人的には、自己を律する部分はそれなりに出来ていると思うので、春風のように人に接する部分をしっかり出来るようにしていきたい。

志を立てることが大切

緊(きび)しく此の志を立てて以て之れを求むれば,薪を搬(はこ)び水を運ぶと雖(いえど)も,亦是れ学の在る所なり。況(いわん)や書を読み理を窮むるをや。志の立たざれば,終日読書に従事するも,亦唯(た)だ是れ閑事のみ。故に学を為すは志を立つるより尚(とうと)きは莫し。

志を立て、これを求めれば、たとえ薪を運び、水を運んでも、そこに学問の道はあって、真理を自得することができるものだ。まして、書物を読み、物事の道理を窮めようと専念するからには、目的を達せないはずはない。しかし、志が立っていなければ、一日中本を読んでいても、それはむだ事に過ぎない。だから、学問をして、聖賢になろうとするには、志を立てるより大切なことはない。

志ある人は鋭利な刀のように鋭く、邪なものを引き払う力を備えているけれど、志のない人は鋭い刀のようなもので、いろいろな魔物に魅入られやすい。志がある人は行動指針が明確になり、物事を達成しやすい。

志は自分の好きなもので主体的な意思でつくる

学は立志より要なるは莫(な)し。而(しか)して立志も亦(また)之れを強ふるに非(あら)ず。只(た)だ本心の好む所に従ふのみ。

学問を立てることよりも重要なことはない。けれども、志を立てることを強要してはいけない。本心の好みに従うしかない。つまり、心を奮い立たせるためには、「本心の好むところ=自分の好きなこと」をするしかない、ということ。自分の本心が好む事って何だろう、これからゆっくり、じっくり考えていきたい。

優れたファシリテーションがチームを活性化させる『ザ・ファシリテーター』

ザ・ファシリテーター
ザ・ファシリテーター森 時彦

ダイヤモンド社 2004-11-12
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インタラクションの活性化

ファシリテーションとは「人と人とのインタラクション(相互作用)を活発にし、創造的なアウトプットを引き出すもの」と定義したい。チームが課題を共有し、効果的に考え交流させ、創造的な答えを導き出す。動機が内在化し、自発的で活力に溢れた行動が生まれる。1+1が2以上になるポジティブな化学反応があらわれる。

人と人とのインタラクションを活性化させるためには、人間関係につきまとうさまざまなマイナスの感情、不必要な遠慮や配慮を排除し、積極的なプラスの感情を増やすことが必要である。チームが同じ波長で思考するためには納得性のあるフレームワークを供給し、効率的なグループ思考を促すことが必要だ。そのためん、ファシリテーターを心得る人たちはメンバーの話をよく聴き、場を選び、目的を据えて最適なパスを選択する。

混乱期を避けずに如何に早く上手く通過させて結束させるか

チームは形成されただけで機能し始めることはない。チームを形成していくプロセスには5段階あり、チームは形成後、混乱を経て、期待通り機能するようになる。形成(Forming)⇒混乱(Storming)⇒統一(Norming)⇒機能(Performing)。意見の対立を避けて各メンバーが自由に意見を発している状態であれば、チームは統一されず、機能しない。チーム作りに重要なことは、混乱期を避けずに如何に早く通過し、統一していくかである。

共通認識や動機の内在化のためには共同作業の過程が大事

SWOT分析は、機会と脅威という環境要因と、自社の強みと弱みという内部要因を組み合わせた簡単な表を作成するエクササイズだが、完成した表よりは、これを皆で作成するプロセスが重要である。皆で作ることにより、問題意識が深く共有化される。自分たちで考えれば動機が内在化する。そういう納得効果がSWOTという共同作業の中にはある。

アノマリー・イベントによる投資『スタバ株は1月に買え!』

スタバ株は1月に買え!: 10万円で始めるイベント投資入門
スタバ株は1月に買え!: 10万円で始めるイベント投資入門夕凪

東洋経済新報社 2014-04-25
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アノマリー投資/イベント投資で成功した夕凧さんの著書。スタバ株を1月に売って3月に売ると2004〜2014年の11年間で負けなしとのこと。個人投資家は優待や配当、機関投資家は決算やファンド評価。こういった合理的な投資判断とは別な論理で、売却や購入行動が起こる裏にチャンスがあるという話、

ざっくりまとめると、個人投資家が積極的にポジションを取れるタイミングは年2回。1つは2月上旬~3月上旬。もう1つが11月末~12月中旬。シンプルだけどそれなりに有効性がありそう。考慮していきたい。

1~3月の投資ポイント:総合○

前年末の上昇の反動で、しばらく下落傾向が続く。その後、3月に近づくと3月末権利の配当や株主優待を狙った資金が流入。また、投資信託など国内の機関投資家の多くは3月末時点の成績で1年間の評価が決まるため、株の売却も起こりにくい。
個人投資家にとって、この期の後半は1年でもっとも利益が出しやすい。株価上昇中で配当や株主優待が充実している銘柄を中心に積極的な買いスタンスで臨む。

4月~6月の投資ポイント:総合△

ゴールデンウィークの前までは上昇相場だが、その後は下落相場。相場格言の「鯉のぼり天井」が当てはまる。3月に売るに売れなかった投資信託から売りが出やすくなり、ヘッジファンドの半期決算に伴う売却が出る。
強気な買いはGWまで。長期保有したい銘柄以外は売却。

7月~9月の投資ポイント:総合×

1年のうちでもっとも相場の方向性が見えにくい時期。大口の投資家が不在のため、上がりにくく下がりにくい。
チャンスが来るまで待つのが吉。

10月~12月の投資ポイント:総合△

1年のうちでもっとも相場が動く時期。11月下旬まではヘッジファンドの半期決算に伴う売却、個人の節税のための売りも発生しやすく下落傾向。その後は一転して上昇傾向。海外の機関投資家の多くは12月末時点の成績で評価が決まるため売却も起こりにくくなる。
11月下旬過ぎから本格上昇まで現金割合を多めに。上昇傾向が見えたら買い足す。翌年1月には再び下落しやすくなるので年末でいったん利益確定しておくのも悪くない。
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    masato

    • Author:masato
    • 「無知による機会損失は計り知れない。」

      機会損失とは、仮にある行動を取っていたら生まれたであろう利益を享受できない損失のことを言う。

      自分だけに与えられた、自分でしか歩めない道を歩んでいきたいと思う。
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